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みんなのセルフタッチング

著:中川 れい子

紙版

内容紹介

近年のキーワードである「癒し」や「マインドフルネス」もまた、そうした時代の中で「どうやって自分を保つか?」という、生き残るための本能的なニーズの現れととらえることができます。
本書はこうした時代の中で、体と心を整える具体的な方法論として〈自分でできる、セルフタッチング〉の方法を紹介するものです。
本書で紹介するセルフタッチングは、自分自身にゆっくり、やさしく触れることで、皮膚の神経組織を刺激し、体から心を癒す簡単なボディワークです。
他人に触れられることが苦手な人や、他者と触れ合う機会がない人でも時間や場所を選ばず自分のペースで実践できるため、うつ症状のある方や自閉症・発達障害などの方にも紹介される機会が多くなっています。

著者略歴

著:中川 れい子
NPO法人タッチケア支援センター代表理事、<身>の医療研究会理事、こころとからだのセラピールーム amana space 代表。エサレン®ボディワーク認定施術者。
兵庫県生まれ。関西学院大学文学部卒業。1995年の阪神淡路大震災で被災後、現地ボランティアとして被災現場にあたるなか、からだを通してのこころのケアと癒しの必要性を痛感する。
2011年にNPO法人タッチケア支援センターを設立。「やさしくふれると世界はかわる」をテーマに、家族間ケアや看護・介護等の対人援助に活用できる「こころにやさしいタッチケア講座」を開講。
現在は、講座の修了生と共に高齢者施設・がん患者会・緩和ケア病棟・産科病棟等での施術活動や、うつ病の回復期の方の就労支援センターや発達障害の方の地域支援センター等でセルフタッチングのワークショップを開催。また、各種教育機関や福祉施設での出張講座も請け負う。エサレン®ボディワークを中心とする個人セッションも継続中。

ISBN:9784817070548
出版社:日貿出版社
判型:A5
ページ数:223ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2022年12月
発売日:2022年12月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VXH