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水墨画の表現力を高めるために

「濃淡・潤渇」と「点・線・面」

著:沈 和年

紙版

内容紹介

水墨画の基本は墨の「濃淡・潤渇」、運筆の「点・線・面」。作品づくりの鍵は「造形・構図・筆墨」。描法のポイントが分かる動画にアクセスできるQRコード付き。

目次

第1章 水墨画とは
これからの水墨画を考える
作家に見る水墨表現:呉昌碩「梅梢春雪」/竹内栖鳳「雄姿颯爽」/山田大作「暮れる」「舟宿」/
根岸嘉一郎「WALL・景象II」/大竹卓民「晨霧」/沈和年「たまゆらシリーズ」

第2章 描法の基本を身につける
墨表現の基本要素は「濃淡・潤渇」
運筆は「点・線・面」から
点の表現:穂先のみの点/腹まで使う点/穂先を散らす点/連続する点
線の表現:直筆(穂先だけで描く)/直筆(腹まで使う)/側筆/穂先を割って描く
面の表現

第3章 造形・構図・筆墨は作品づくりの鍵
造形 強調/省略
構図 統一と変化/対比関係
実景から作品まで
描法の実際
付立法で描く
各種の描法:白抜き法/擦筆法/たらし込み/ぼかし法/拓墨法

たまゆらシリーズ・恍惚シリーズ
翠風会メンバーの選抜作品

ISBN:9784817021380
出版社:日貿出版社
判型:A4変
ページ数:95ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2020年01月
発売日:2020年01月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WFA