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不登校・登校しぶり 親子によりそうサポートBOOK

著:藤枝静暁

紙版

内容紹介

■急増する不登校・登校しぶり
ここ数年のコロナ禍により、不登校の児童は急増、全国の国公私立小中学校における2021年度の不登校者数は24.5万人と、過去最多となっています。不登校や登校しぶりのお子さんを持つ親御さんは、「育て方が悪かった?」と悩んだり、「家で何をしたらいいんだろう」「この先どうなるのか」といった不安を抱えたりするかもしれません。とはいえ、はっきりとした理由がなく、何となく行きたくない、行けないというお子さんも少なくありません。本書では不登校の段階を4段階に分け、それぞれのタイミングで心掛けたいポイントをわかりやすく解説します。

■上手に相談し、こころを軽く
悩んだり、困ったりしたとき、「相談する」のは案外難しいものです。本書では学校や公的機関、民間施設まで、不登校を相談し、ともに対応にあたることができる施設について、それぞれの役割や、上手に相談する方法をていねいに紹介しています。

■進路についてもきめ細やかに解説
不登校が続くと、学習の心配事や先々の進路について暗い気持ちになってしまうかもしれません。しかし今日、不登校の進学を支える学校や体制は確実に増えています。通信制高等学校、サポート校、定時制高校、技能教育施設、高等専修学校、高卒認定試験と、幅広い選択肢を詳しく解説。さらに、受験を考える際には知っておきたい調査書や志願申告書の書き方も紹介しています。

■健康面が心配なときにも
不登校・登校しぶりの陰に、病気や特性が隠れているケースもあります。起立性調節障害、睡眠障害、不安症、発達障害など、不登校とかかわりの深い症状と、診断や治療の概要について記しました。

目次

第1章 「学校に行きたくない」うちの子、どうしちゃったの?
第2章 「どうしてうちの子が」それは子どもの悩み? 親の悩み?
第3章 ひとりで悩まず、どこかに相談しよう
第4章 学習・進学・進路に悩んだら
第5章 子どもの症状が気になったら

著者略歴

著:藤枝静暁
埼玉学園大学大学院教授、心理学博士、臨床心理士。筑波大学大学院博士課程研究生修了。東京都公立小学校特別支援学級介助員、東京都適応指導教室指導員、東京都公立中学校スクールカウンセラー、川口短期大学こども学科准教授,東京学芸大学、筑波大学教職課程、埼玉県立大学非常勤講師を経て現職。主な監修書に『子どものためのソーシャルスキルブック』(少年写真新聞社)、著書に『イラスト版 子どものモラルスキル』(合同出版)などがある。

ISBN:9784816373930
出版社:ナツメ社
判型:A5
ページ数:192ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2023年06月
発売日:2023年06月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YXTB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:VFXC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:JNFC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 4:5LF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 5:5LF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 6:5LF