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ポリティカル・スキル

人と組織を思い通りに動かす技術

著:マリー・マッキンタイヤー
訳:桜田直美

紙版

内容紹介

●組織に「政治」はつきものだ
職場に対して不満を抱えている人は多い。
たとえば、

・自分の上司は無能だ、不公平だ、理不尽だと感じている
・仕事のスタイルが根本的に違うために、誰かとしょっちゅうぶつかっている
・自分の貢献が認められないと感じている
・仕事のできない部下をどう扱っていいかわからず、イライラしている
・他部署との間で、利害の衝突から争いが起こっている
・自分は不当に扱われていると感じている
……etc.

これらは、どれも例外なく「Plitical Skill」を持っていないことが原因です。

人が集まれば、自然と政治が生まれます。
どんなに優秀な人でも、「Plitical Skill」がなければ、
「自分が望む選択」や「正しいと思う選択」ができなくなってしまう恐れがあるのです。

「Plitical Skill」と聞くと、悪いイメージを連想する人もいるかもしれませんが
本書では、「ライバルの蹴落とし方」や敵を増やすような「上司への媚びの売り方」などは紹介しません。

20年以上のコンサル経験を持つ組織心理・組織力学のプロが
「Plitical Skill」を習得することで、思い通りに人と組織を動かし、仕事の自由度上げる方法を明かします。

目次

【目次】
Introduction――はじめに

PART1 「組織スキル」の極意

第1章 「上り詰める人」だけが知っている組織で生きるためのスキル
第2章 「上り詰める人」は職場に理想を求めず、現実だけを見る
第3章 「上り詰める人」は相手との力関係を見きわめる
第4章 「上り詰める人」は敵と味方を見分けて利用する

PART2 「組織の力学」の落とし穴にはまらないために

第5章 リーダーとは「組織内ゲームの勝者」である
第6章 「上り詰める人」が絶対にしないこと
第7章 「上り詰める人」は権力に逆らわない

PART3 組織において主導権を手にする

第8章 「上り詰める人」は正しいプランを立てる
第9章 「上り詰める人」には影響力という武器がある
第10章 「上り詰める人」は全方位で力関係を掌握する
第11章 組織で上り詰めるために必須のゲームプラン

Epilogue――おわりに

推薦図書

著者略歴

著:マリー・マッキンタイヤー
ワークプレイス心理学者。自身のウェブサイト(www.yourofficecoach.com)を通じて国際的に活動するキャリアコーチ。拠点はアメリカだが、日本、オーストラリア、カナダ、韓国、イギリス、ケニア、インド、フランス、中国、その他多くの国や文化を背景に持つ多種多様なクライアントにコーチングを行う。

フォーチュン500企業の人事ディレクターをはじめ、これまで公的機関と民間企業の両方で管理職を務めた経験がある。キャリアコーチとして、パナソニック、サンリオ、シスコ、グーグル、アマゾンをはじめとする多様な民間企業、および政府機関やNPOで働く人たちと一緒に仕事をしてきた。

自身のウェビナーでキャリアの成功戦略を教えるのに加え、各地の大学でもマネジメントのセミナーを担当。職場の悩みに答えるコラム「あなたのオフィス・コーチ(Your Office Coach)」を13年間続け、本書の他に『マネジメントチーム・ハンドブック(The Management Team Handbook)』という著作がある。
訳:桜田直美
翻訳家。早稲田大学第一文学部卒。訳書は、『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』『アメリカの高校生が学んでいる投資の教科書』(共に、SB クリエイティブ)、『言語の力 「思考・価値観・感情」なぜ新しい言語を持つと世界が変わるのか?』(KADOKAWA)、『ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『世界最高のリーダーシップ「個の力」を最大化し、組織を成功に向かわせる技術』(PHP研究所)、『まっすぐ考える 考えた瞬間、最良の答えだけに向かう頭づくり』(サンマーク出版)などがある。

ISBN:9784815624361
出版社:SBクリエイティブ
判型:4-6
ページ数:368ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2024年03月
発売日:2024年03月29日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ