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SB新書

20歳の自分に伝えたい 知的生活のすゝめ

著:齋藤 孝

紙版

内容紹介

ネット社会、スマホ社会になって以降、私たちは過剰なほどの情報に囲まれ、得てして受け身のままに流されがちな生活を送ってしまいます。・スマホを眺めているだけで、長い時間が経っていた。・SNSでのやり取りだけで、一日が終わってしまった。・サブスクで面白いコンテンツを探していたら、何も見ないまま過ごしていた。そんな現代社会で、「知的生活」を送るためにはどうすれば良いのでしょうか。著者の齋藤孝先生は、「知的生活」とは、黙々と読書し続けるようなクールなイメージとは違うと言います。もっと能動的で、日々ワクワクドキドキして過ごすような、自らのクリエイティビティが発揮できるような、ホットな生活です。・生まれ持った遺伝子に右往左往するのではなく、成長の喜びに満ちた生活・得た知識が次の知識を呼び込み、好奇心の高まりが加速されていくような生活・不遇な時期も、孤独な時間も、将来に飛躍する糧となる生活教育者として30年にわたって学生と向き合ってきた著者が、今の20代に向け、また自分の20歳を振り返りながら、「知的生活」を送る技法を説きます。

目次

序 章 ―― 本当の「知性」とは何か?第一章 ―― 生まれ持った「遺伝子」ではなく、身につけた「教養」を重んじよう第二章 ―― 「不遇の時期」をどう過ごすかが、人生を決める第三章 ―― 自分だけの「精神の王国」をつくるには?第四章 ―― 偶然生まれる「人との縁」がチャンスをもたらす第五章 ―― 「インプット」即「アウトプット」、「アウトプット」即「インプット」終 章 ―― 知的生活のすゝめ

著者略歴

著:齋藤 孝
齋藤孝(さいとう・たかし)1960年、静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒業後、同大学院教育学研究科博士課程等を経て、現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞。日本語ブームをつくった『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞。ほかの著書に、小社刊『大人の語彙力ノート』『読書する人だけがたどり着ける場所』『書ける人だけが手にするもの』など多数。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

ISBN:9784815615116
出版社:SBクリエイティブ
判型:新書
ページ数:216ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2022年04月
発売日:2022年04月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDX