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ATOM 世界で一番美しい原子事典

著:ジャック・チャロナー
監:川村康文
訳:二階堂行彦

紙版

内容紹介

この世界は、化学と物理学で読み解ける!
米『フォーブス』も称賛した話題の書
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わたしたちや身のまわりにあるもの、つまり物質は、ごくごく小さい粒のようなものからできています。
これが「原子」です。自然界には90種類を超える原子があり、それぞれ「元素」としての特性を持っています。

なぜそのような違いが生まれたのでしょう?
そもそも原子はどこから来て、どのようにこの世界を構成し、いまここに存在しているのでしょうか。

本書では、まるで旅するように研究の歴史をひもときながら、数々の謎に迫っていきます。
原子の構造から元素の起源、さまざまな反応や結合、さらには「神の粒子」までをやさしく解説。
わたしたちの生活に変化をもたらす、技術への応用についても触れています。
学校で教わらなかった科学の扉を開く1冊です。

目次

第1章 「原子」という概念のおおまかな歴史
第2章 原子の構造
第3章 原子のアイデンティティ
第4章 原子の結合
第5章 原子を見て操作する
第6章 原子論を応用した技術
第7章 原子論の行きつく先

著者略歴

著:ジャック・チャロナー
サイエンスライター、科学コンサルタント。インペリアル・カレッジ・ロンドンで物理学を学び、ロンドン科学博物館に勤務したのち独立。科学やテクノロジーに関する本を40冊以上執筆している。著書に、英語版が王立協会賞生物学部門の2016年最終候補に残った『ビジュアルでわかる細胞の世界』(東京書籍)、『世界で一番楽しい元素図鑑』(エクスナレッジ)、執筆書に『科学の実験大図鑑』(新星出版社)、共著に『サイエンス大図鑑』(河出書房新社)などがある。
監:川村康文
東京理科大学理学部第一部物理学科教授、一般社団法人 乳幼児STEM保育研究会理事。1959年生まれ、京都教育大学教育学部卒業、京都大学大学院エネルギー科学研究科修了。博士(エネルギー科学)。京都教育大学附属高校で物理教師を約20年間務めたのち、信州大学助教授、東京理科大学助教授・准教授を経て2008年4月より現職。文部科学大臣表彰科学技術賞(理解増進部門、2008年)など受賞多数。著書は『世界一わかりやすい物理学入門』(講談社)など多数。
訳:二階堂行彦
翻訳家。おもな訳書に、リチャード・ムラー『サイエンス入門1・2』『今この世界を生きているあなたのためのサイエンス1・2 』『エネルギー問題入門』(いずれも楽工社)、キティー・ファーガソン『光の牢獄―ブラックホール― 』(ニュートンプレス)、アビン・ナレッジ・ソリューションズ『最新ロボット工学概論』(ビー・エヌ・エヌ新社)などがある。

ISBN:9784815611989
出版社:SBクリエイティブ
判型:A4変
ページ数:192ページ
定価:3200円(本体)
発行年月日:2022年03月
発売日:2022年03月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PHM