出版社を探す

SB新書

捨てられる宗教

葬式・戒名・墓を捨てた日本人の末路

著:島田 裕巳

紙版

内容紹介

「終活さえもめんどくさい」
ベストセラー『葬式は、要らない』等、宗教学者が明かす
「宗教不要」な社会の真実!

「葬式は、要らない」や「宗教消滅」などでこれまで宗教の知られざる現状に警鐘を鳴らしてきた、島田裕巳氏。
そんな島田氏が迫るのは、コロナ禍と超・長寿化であきらになったのは、恐ろしいまでの宗教を捨てる社会。

目次

第1章 宗教はもはや用済みになった
第2章 なぜ宗教は消滅したのか
第3章 終活の登場と葬式の終わり
第4章 "死のある世界"で生きる人たち
第5章 "死の見えない時代"の生き方・死に方


◎項目例
・30 年間で仏教教団は2000 万人減った
・「終活」さえもめんどくさい
・日本人の葬儀費用は平均231万円→0円へ
・もはや葬式にさえ呼ばれない
・葬式・戒名・墓が次々、なくなっていく
・寺院がつぶれる
・檀家の高齢化
・信者が1500万減った神道がとった窮余の策
・新興宗教が明かさない不都合な真実

著者略歴

著:島田 裕巳
1953年東京生まれ。東京大学文学部宗教学宗教史学専修課程卒業、東京大学大学院人文科学研究課博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任。現在は作家、宗教学者、東京女子大学非常勤講師。
主な著書に、『創価学会』(新潮新書)、『日本の10大新宗教』、『葬式は、要らない』、『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』(幻冬舎新書)などがある。とくに、『葬式は、要らない』は30万部のベストセラーになる。『プア充』(早川書房)、『0葬』(集英社)などは、タイトルがそのまま流行語になった。

ISBN:9784815605568
出版社:SBクリエイティブ
判型:新書
ページ数:248ページ
定価:880円(本体)
発行年月日:2020年09月
発売日:2020年09月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRAX