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西洋古典叢書 106

ホメロス後日譚

著:クイントス・スミュルナイオス
訳:北見 紀子

紙版

内容紹介

ローマ時代に活躍したギリシア人が、ラテン文学の影響も窺わせつつ、ホメロスに倣って著わした叙事詩。原題は「ホメロスの後の事柄」を意味するが、アキレウスの死やアイアスとオデュッセウスの武具争い、木馬の導入によるトロイアの落城、ギリシア船団の遭難など、『イリアス』と『オデュッセイア』との間に起こったとされるさまざまな出来事が語られ、両叙事詩を補完する内容になっている。

目次

第一歌
第二歌
第三歌
第四歌
第五歌
第六歌
第七歌
第八歌
第九歌
第十歌
第十一歌
第十二歌
第十三歌
第十四歌
関連地図(本文末に挿入)
 1図 ギリシア全土と小アジア 2図 トロイエとその周辺
解  説
固有名詞索引

著者略歴

訳:北見 紀子
1963年 千葉県生まれ
2002年 東京大学大学院人文社会科学研究科博士課程満期退学
主な論文
「Quintus Smyrnaeus」(逸身喜一郎編『古典後期エポスの伝統受容ならびに特殊性の研究』所収、東京大学)

付属物

月報135

ISBN:9784814001729
出版社:京都大学学術出版会
判型:4-6変
ページ数:630ページ
定価:4900円(本体)
発行年月日:2018年10月
発売日:2018年10月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB