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西洋古典叢書 2018

モラリア 4

著:プルタルコス
訳:伊藤 照夫

紙版

内容紹介

ローマ人およびギリシア人の風俗・習慣の起源や名称の由来を探る「習俗問答」2篇、いずれも演示用弁論にして、偉業の成就に必要なものをめぐるアゴーン(論争)の書「ローマ人の運について」「アレクサンドロスの運または徳について」「アテナイ人の名声は戦争によるか知恵によるか」3篇に、著者の大作『英雄伝(対比列伝)』のパロディを思わせる「ギリシア・ローマ対比史話集」の全6篇。

目次

ローマ習俗問答
ギリシア習俗問答
ギリシア・ローマ対比史話集
ローマ人の運について
アレクサンドロスの運または徳について
 第一部
 第二部
アテナイ人の名声は戦争によるか知恵によるか
解  説

著者略歴

訳:伊藤 照夫
京都産業大学名誉教授
1942年 長野県生まれ
1974年 京都大学大学院文学研究科博士課程修了
京都産業大学助教授、教授を経て2012年退職

主な著訳書
『ギリシア悲劇全集2』(共訳、岩波書店)
『ギリシア悲劇全集12』(共訳、岩波書店)
アラトス他『ギリシア教訓叙事詩集』(京都大学学術出版会)
プルタルコス『モラリア9』(京都大学学術出版会)
プルタルコス『モラリア10』(京都大学学術出版会)

ISBN:9784814001705
出版社:京都大学学術出版会
判型:4-6変
ページ数:400ページ
定価:3700円(本体)
発行年月日:2018年06月
発売日:2018年06月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDHA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QDX