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視覚の共振 完結

編:勝井 三雄

紙版

内容紹介

勝井三雄は、現代に至る戦後日本のデザイン史のなかで大きな業績を残し、今なお現役として、新たな視覚世界への挑戦を続けるデザイナーだ。
主な専門領域はポスターなど二次元のグラフィックだが、その枠組みにとらわれることなく、エディトリアル、CI、サイン、ディスプレイ、空間構成ほか、幅広くアートディレクションに携わり、多様な表現を追求してきた。
企業の広報を担うデザイナーを皮切りに、フリーランスとして制作に取り組むようになってからは、時代を牽引するデザインの動向と密接に関わり、多様な領域のクリエイターとの協働を展開した。その活動には、東京オリンピック(1964 年)、日本万国博覧会、沖縄国際海洋博覧会、国立民族学博物館、国立民族学博物館、国際科学技術博覧会、国際花と緑の博覧会などの仕事も含まれる。
早くからコンピュータ・グラフィックスと先進的な印刷技術の開拓に関心を持ち、そのかたわら、「色と視覚」に関するデザイン理論を実践的に構築しつつ、美術大学で次世代の指導にも力を尽くした。
本書は勝井三雄の60 年余の活動を、「時代」「デザイン」「人物」などの観点からも把握できる構成をとっており、そしてもちろん、美しい作品集である。

ISBN:9784813801092
出版社:光村図書出版
判型:A4変
ページ数:288ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2019年04月
発売日:2019年04月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WFA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:AKC