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「教育の情報化」政策

ICT教育の整備・普及・活用

著:開沼太郎

紙版

内容紹介

GIGAスクール構想により小学校から1人1台端末環境が整備されたが、学校現場ではICT機器の利活用の停滞やデジタル化の遅れが深刻化している。「教育の情報化」政策の導入期から現在までの特徴と課題を、ヒューマンウェア(教員養成、人的資源配分)に着目して検討する

目次

はじめに

Ⅰ 「教育の情報化」導入期の政策展開

 1.「ミレニアム・プロジェクト」と史的展開
 2.「教育の情報化」導入期における資源配分
 3.「教育の情報化」導入期における活用上の課題
 4.「情報活用能力」育成にむけた教育政策のあり方
 5.導入期の実践事例にみる「教育の情報化」の特徴と課題

Ⅱ 「教育の情報化」普及期における政策展開

 1.「教育の情報化」普及期に至る政策展開
 2.GIGAスクール構想ならびに加速化パッケージの概要
 3.GIGAスクール構想に関する政策動向
 4.教員のICT活用指導力と活用環境の検討―教員によるBYODに着目して
 5.「教育の情報化」普及期におえkる「知的資源」の共有

Ⅲ 「教育の情報化」活用期の政策課題―ポストコロナ時代のICT教育の展望

 1.STEAM教育とカリキュラム・マネジメント
 2.「通信教育」と「オンライン教育」
 3.「学校教育の情報化の推進に関する法律」と「学校教育情報化推進計画」

おわりに

著者略歴

著:開沼太郎
開沼太郎(かいぬま・たろう):1976年生。京都大学大学院教育学研究科准教授。教育学修士(京都大学)。2006年度より大阪大谷大学講師、2009年度より同大学准教授を経て、現職。好評テキスト『教育法規スタートアップ』シリーズ編者。

ISBN:9784812223079
出版社:昭和堂
判型:A5
ページ数:192ページ
定価:3600円(本体)
発行年月日:2024年03月
発売日:2024年03月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNT
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JNU
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:JNW