「教育の情報化」政策
ICT教育の整備・普及・活用
著:開沼太郎
紙版
内容紹介
GIGAスクール構想により小学校から1人1台端末環境が整備されたが、学校現場ではICT機器の利活用の停滞やデジタル化の遅れが深刻化している。「教育の情報化」政策の導入期から現在までの特徴と課題を、ヒューマンウェア(教員養成、人的資源配分)に着目して検討する
目次
はじめに
Ⅰ 「教育の情報化」導入期の政策展開
1.「ミレニアム・プロジェクト」と史的展開
2.「教育の情報化」導入期における資源配分
3.「教育の情報化」導入期における活用上の課題
4.「情報活用能力」育成にむけた教育政策のあり方
5.導入期の実践事例にみる「教育の情報化」の特徴と課題
Ⅱ 「教育の情報化」普及期における政策展開
1.「教育の情報化」普及期に至る政策展開
2.GIGAスクール構想ならびに加速化パッケージの概要
3.GIGAスクール構想に関する政策動向
4.教員のICT活用指導力と活用環境の検討―教員によるBYODに着目して
5.「教育の情報化」普及期におえkる「知的資源」の共有
Ⅲ 「教育の情報化」活用期の政策課題―ポストコロナ時代のICT教育の展望
1.STEAM教育とカリキュラム・マネジメント
2.「通信教育」と「オンライン教育」
3.「学校教育の情報化の推進に関する法律」と「学校教育情報化推進計画」
おわりに