モヤモヤのボランティア学
私・他者・社会の交差点に立つアクティブラーニング
編:李永淑
内容紹介
ボランティアやってみてどうだった?何か感じた?相手はどうだった?そんなこと分からないって?答えが一つでない世界で誰もが一度ならず抱くモヤモヤ。学校、病院、文学、アートなど様々な場所・分野で活動する筆者たちが心の奥を語ります。あなたも一緒に考えてみませんか?
目次
序 章 ボランティアは「モヤモヤ」を提供するのか(李永淑)
第Ⅰ部 「思い」から考えるボランティア
第1章 学校――ボランティアは何を励ますの?(小島祥美)
第2章 生き方――「ボランティア=人生」はあり? なし?(川田虎男)
第3章 原動力――「虐待をなんとかせねば」突き動かされる思い(久米隼)
第4章 キャリア形成――ボランティアって就活に役立つの?(中西唯公)
第Ⅱ部 「他者」から考えるボランティア
第5章 文学――自己表現を支えるボランティア(荒井裕樹)
第6章 在日コリアン――ボランティアをする/しないの境界線(加藤恵美)
第7章 演じる――分かった「つもり」のボランティア?(石野由香里)
第8章 関係性――他者の他者性に気づく(竹端寛)
第Ⅲ部 「正しさ」から考えるボランティア
第9章 紛争――「正しさ」を疑う(小山淑子)
第10章 アート――人に必要な知識を伝える道具(池田泰子)
第11章 食――ボランティアから気づく社会のモヤモヤ(原田佳子)
第12章 医療――労働とボランティアの境界(竹中健)
終 章 「私」を生きるボランティアの隣の「他者」と「社会」(李永淑)
ISBN:9784812222119
。出版社:昭和堂
。判型:A5
。ページ数:272ページ
。定価:2400円(本体)
。発行年月日:2023年03月
。発売日:2023年03月17日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS。