開発と個人・集団
著:松本 寿子
著:石田 章
内容紹介
参加型プログラムによる集合行為の成否に影響を及ぼす個人・集団特性と、セクター間のリンケージ形成あるいは参加者間・ファシリテーター間の調整・解消要因、個人・世帯レベルでのフードセキュリティに影響を及ぼす個人・集団特性を明らかにした。
目次
序 章 はじめに
第Ⅰ部 参加と個人・集団
第1章 共有資源管理の成否に関する一考察
―漁業資源を事例として―
1.課題と目的
2.調査対象の概要
3.仮説の設定
4.調査方法および分析方法
5.分析結果
6.小 括
第2章 島根県における生活改善普及事業
―ファシリテーター間と住民間の軋轢に着目して―
1.課題と目的
2.生活改善普及事業の概要
3.調査地の概要と調査方法
4.調査地における軋轢の調整・解消
5.小 括
第Ⅱ部 フードセキュリティと個人・集団
第3章 インドネシア・ジャワ島におけるミクロレベルのフードセキュリティ
―客観的指標と主観的指標を用いた考察―
1.課題と目的
2.先行研究の整理と仮説の設定
3.使用するデータと分析方法
4.分析結果と考察
5.小 括
第4章 インドネシア山間傾斜地域における世帯のフードセキュリティ
―ジャワ島中部A村の事例―
1.課題と目的
2.調査地およびデータの概要
3.分析方法
4.分析結果と考察
5.小 括
第5章フィリピン・ミンダナオ島における世帯の食料貧困
1.課題と目的
2.先行研究の整理と仮説の設定
3.使用するデータと分析方法
4.分析結果と考察
5.小 括
第6章 インドネシア・ジャワ島における女性の主観的自律性と世帯のフードセキュリティ
1.課題と目的
2.データの概要
3.分析方法
4.分析結果と考察
5.小 括
終 章 おわりに
補章1 農業商業化が所得格差に及ぼす影響
―フィリピン・ミンダナオ島を事例として―
1.はじめに
2.使用するデータ・分析対象地の概要
3.分析方法
4.分析結果および考察
補章2 ホームレスの食料摂取状況とソーシャル・キャピタル
1.課題と目的
2.仮説の設定
3.調査方法および分析方法
4.分析結果および考察9
5.考察
引用文献
あとがき
ISBN:9784811904184
。出版社:筑波書房
。判型:A5
。ページ数:137ページ
。定価:2500円(本体)
。発行年月日:2013年03月
。発売日:2013年03月12日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCVD。