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脱原発・再生可能エネルギーとふるさと再生

編:村田 武
編:渡邉 信夫

紙版

内容紹介

再生可能エネルギーとふるさとの再生を『「3・11原発震災」と求められるエネルギー政策転換』、『豊かなエネルギー資源と農山漁村』、『再生可能エネルギーへの挑戦』、『宮津市の「バイオマスタウン構想」』、『ドイツにみる再生可能エネルギーと農業・農村』、『再生可能エネルギーによる「ふるさと再生」』の各テーマで論じた。

目次

はじめに
序章 「3・11原発震災」と求められるエネルギー政策転換
1 「3・11原発震災」と問われているもの
2 エネルギー政策の転換方向
3 「再生可能エネルギー特別措置法」の施行と課題
第1章 豊かなエネルギー資源と農山漁村
1 日本は「エネルギー資源大国」
2 農山漁村はエネルギー資源の宝庫
3 ふるさと再生は食・エネルギーの「“地産地消”」と「都市との連携」
第2章 再生可能エネルギーへの挑戦
1 高校生の「運べるピコ水力発電」開発
2 村づくり委員会のピコ水力発電
3 NPO法人「きょうとグリーンファンド」の「おひさま発電所」
4 岩手県葛巻町の「エネルギー自給のまちづくり」
5 岩手県小岩井農場のバイオガス発電
6 中国山地の小水力発電と三次農協
第3章 宮津市の「バイオマスタウン構想」─自立循環型経済社会をめざした日本三景「天橋立」のあるまち
 宮津市の大挑戦─
はじめに
1 バイオマスタウン構想の公表
2 竹資源有効活用プロジェクト
3 メタン発酵の取組み
おわりに:これからの宮津市の環境政策
第4章 ドイツにみる再生可能エネルギーと農業・農村
はじめに
1 ドイツ農業・農村と再生可能エネルギー
2 再生可能エネルギー生産とマシーネンリンク
3 畜産経営のバイオガス発電事業
4 「ライファイゼン・エネルギー協同組合」
第5章 再生可能エネルギーによる「ふるさと再生」
1 ふるさと再生と自治体のエネルギー政策
2 再生可能エネルギーの飛躍的普及は協同組合と土地改良区の出番
3 再生可能エネルギーとふるさと再生運動
おわりに
参考文献
資料1
京都府農業会議〈農事用電力問題等に関する建議〉〈農事用電力問題等に関
する申し入れ〉・関西電力〈農事用電力問題等に関する申し入れに対する御
回答について〉
資料2
伊方原発運転差止請求事件「訴状」

著者略歴

編:村田 武
1942年福岡県生まれ。1966年京都大学経済学部卒業、1969年京都大学
大学院経済学研究科博士課程中退。大阪外国語大学ドイツ語学科助手・講師・助教授、金沢大学経済学部助教授・教授、九州大学農学部教授、九州大学大学院農学研究院教授、愛媛大学農学部教授を経て、2008年4月より、愛媛大学社会連携推進機構特命教授。博士(経済学)。金沢大学・九州大学名誉教授。
編:渡邉 信夫
1937年京都府生まれ。博士(農学)渡邊地域経営研究所主宰 立命館大学経済学部・京都府立農業大学校非常勤講師

ISBN:9784811904092
出版社:筑波書房
判型:A5
ページ数:150ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2012年08月
発売日:2012年08月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TBC