食糧・農業
著:逸見謙三
紙版
内容紹介
日本人が深い関心を持っている食糧・農業問題の世界情況、日本の現状を解説した。そして検討し、妥当な政策とはなにかをしめした。
目次
第1章 若干の予備的説明
1.本章の課題
2.食糧摂取水準別人口の推移―情報の欠如
3.飢餓人口の発生
4.食糧と燃料
5.食糧と燃料に関するその他の課題
第2章 世界における食糧生産・農業の発展:途上国問題を内包する発展の傾向
1.はじめに
2.食糧需給変化のモデル:マルサスとボゼラップ
3.経済発展と食糧消費
4.作物、畜産物の集約化:品目別の検討
5.食糧生産・農業発展の諸相
6.農業研究の貢献:CGIAR
7.備蓄と商品協定:誤解の介在
8.世界食糧需給の現状と将来
第3章 中国、インドおよびサブサハラ・アフリカ
1.はじめに:これから2ヵ国、1地域を考察する理由
2.中国
3.インド
4.アフリカ
第4章 日本の食糧・農業(Ⅰ)―歴史と概念的枠組み
1.明治期以前の食糧・農業
2.明治以降の食糧・農業
3.米不足・米過剰の悪循環
第5章 日本の食糧・農業(Ⅱ)―現状と政策
1.はじめに
2.第二次大戦勃発前後の食糧事情
3.第二次大戦末期、大戦直後の食糧事情
4.高度成長期後の食糧事情と食糧政策
5.現状と将来
ISBN:9784811903774
。出版社:筑波書房
。判型:A5
。ページ数:138ページ
。定価:1500円(本体)
。発行年月日:2010年11月
。発売日:2010年11月10日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCVD。