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いわゆる嗜好品

酒類、タバコ、茶、コーヒー

著:逸見謙三

紙版

内容紹介

「いわゆる嗜好品」の好ましい作用と好ましくない副作用とを比較検討し、酒類などを嗜好品として一括することは、これら商品の消費にともなう副作用(害)を軽視するものではないかと主張した。

目次

はじめに
第1章 本書の課題
1.はじめに
2.アルコールと大麻
第2章 テンペランス運動とその結末
1.合衆国禁酒法の背景
2.合衆国禁酒法の制定とその経過
3.ゴルバチョフ政権の対飲酒・アルコール中毒作戦
第3章 タバコ喫煙の歴史と現状
1.アルコールとタバコ
2.西欧世界へのタバコの出現
3.若者の喫煙に対する規制
4.受動喫煙問題
第4章 ソフト・ドリンク─茶、コーヒー、コーラ、ミネラルウォーター
1.はじめに
2.社会経済面からみた茶、コーヒー、その他
3.コーヒーについて
4.まとめ
第5章 薬物依存による健康被害
1.問題の所在
2.タバコ喫煙の健康被害
3.人々はリスクにどう対応しているか
第6章 薬物問題─嗜好、常習性、嗜好品
1.薬物問題─嗜好と常習性
2.嗜好品─混乱する概念

著者略歴

著:逸見謙三
1923年 東京都に生まれる
1947年 東京大学農学部農業経済学科卒業
現在  東京大学名誉教授 農学博士

[主要著作物]
『世界農産物市場の課題』大明堂、1963年
『農業』筑摩書房、1970年
『13億人の食料―21世紀中国の重要課題―』大明堂、2003年

ISBN:9784811903477
出版社:筑波書房
判型:A5
ページ数:82ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2009年06月
発売日:2009年06月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC