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農業と食料のグローバル化

コロンブスからコナグラへ

著:アレッサンドロ・ボナンノ
訳:上野 重義
訳:杉山 道雄

紙版

内容紹介

国際的視野にたって「農業と食料」のグローバル化を論ずる。グローバル化の活動を担う多国籍企業の動き、農業と国家の関係、バイオテクノロジー、先進国と途上国の世界戦略、グローバル化の各地域への影響、食品企業の行動などを社会学、経済学、環境学の視野から国際的に展開する。

目次

 第1部 世界的規模の戦略
第1章 超国籍企業と食品システムのグローバル化
第2章 農村の自給生活、移民、都市化、新たな食料「生産・分配」体制
第3章 農学の現状と国家の農学
第4章 バイオテクノロジー、多国籍企業および発展途上国の農業・食品システム
 第2部 農業と食品のグローバル化と地方への影響
第5章 イギリスにおける食品規制:国際的関連における一国のシステム
第6章 世界戦略と地方との関連:アメリカの食肉加工産業の場合
第7章 国際市場におけるアメリカ食品企業の行動
第8章 日本のジュース産業の紹介:商社、国家、新自由化政策
第9章 開放経済と閉鎖市場:新生の世界機構のなかに占めるべき場所を探索する上で困難に直面しているラテンアメリカ農業
第10章 新たなグローバル化:生鮮農産物の場合
第11章 新しいフルーツと虚栄:グローバルな食品経済における表象的生産
 第3部 グローバル化に関する現代の理論的問題
第12章 グローバルな環境における政治組織体活動の中心
第13章 言論としてのグローバル化

ISBN:9784811901848
出版社:筑波書房
判型:A5
ページ数:424ページ
定価:3800円(本体)
発行年月日:1999年09月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCVD