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コンピューター綴り方教室

子どもたちに起きたリテラシー革命

著:近藤 真

紙版

内容紹介

これまでの国語教育をコンピューターが一八〇度かえる。漢字は書けなくても、コンピューターでなら、さらさら綴れるという子どもたちが登場しはじめた。中学校の国語科はコンピューターでどう変わるか。作文・詩・短歌・劇づくりなどの先駆的な実践を編んだ。

目次

プロローグ◎コンピューターでなら書ける。
I ……詩集『少女時代』ができるまで
   いじめにも負けないで詩を書く
II……「見る」ことから「書く」ことへ
    短歌「ヒヤシンス」の授業
III……私はあなたが選んだ歌が好き
   短歌データーベースによる自分さがしの旅
IV……ナガサキ原爆・七万五千人の顔
   家族の物語が死者を蘇らせる
V ……劇「アンネの日記」の上演
   アウシュビッツ六百万人ぶんの一人を生きる
VI……私がすすめるこの一冊
   コンピューターが本と人との出会いを組織する
エピローグ◎コンピューターの惑溺からの解放
解説◎佐伯胖

著者略歴

著:近藤 真
近藤 真(コンドウ マコト)
1957年、山口県宇部市生まれ。長崎県佐々町に育つ。同志社大学文学部卒業。1981年より長崎県中学校教員。
斬新な授業実践と子どもとの応答は、雑誌『ひと』に多数掲載されている。

ISBN:9784811806396
出版社:太郎次郎社
判型:4-6
ページ数:208ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:1996年05月
発売日:1996年05月15日