楽譜から音楽へ
バロック音楽の演奏法
著:バルトルド・クイケン
訳:越懸 澤麻衣
紙版
内容紹介
古楽復興運動の立役者のひとり、バルトルド・クイケンの初の著作。
演奏家のなすべきことは何か? 楽譜から何を読みとり、何を聴き手に届けるのか?
ピッチ、音律、テンポとルバート、リズム、フレージング、アーティキュレーション…… 古楽をめぐる18のテーマから、演奏の真髄を語る。
さりげなくシンプルな、しかし示唆に富んだ深い言葉は、まさに彼の音楽そのもの。古楽から転じて未来の音楽を啓示する、奇跡の書。
目次
第1章 基礎をなす哲学
第2章 研究への私の道
第3章 楽譜の限界
第4章 楽譜とその解読、演奏
1)ピッチ
2)音律
3)テンポとルバート
4)リズム
5)フレージング
6)アーティキュレーション
7)強弱
8)編成-楽器の選択-編曲
9)通奏低音
10)装飾
11)カデンツァ
12)即興
13)手稿譜、印刷譜、改訂、モダン・エディション
14)聴衆の態度
15)演奏者の態度
16)感情と情念
17)鏡
18)真正性の二つの概念
第5章 展望
参考文献・索引
ISBN:9784810530018
。出版社:道和書院
。判型:4-6
。ページ数:218ページ
。価格:2300円(本体)
。発行年月日:2018年02月
。発売日:2018年02月07日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVM。