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教育方法 49

公教育としての学校を問い直す

コロナ禍のオンライン教育・貧困・関係性をまなざす

編:日本教育方法学会

紙版

内容紹介

学校には,学習以外にも,多くの役割がある。これまでの公教育としての学校を振り返りながら,子どもたちのまわりで発生しているいじめや格差,安全,学校の小規模化など,さまざまな課題を取り上げ,これからの学校について多角的に検討していく。

目次

第Ⅰ部 子どもの学びと生活から学校を問い直す
1 教育における個と集団を問い直す―公教育としての学校と個の人間形成/自己形成の観点から―
2 学習の個別化時代における学級授業の課題
3 子どもの安全・安心を保障する学校づくり
4 なぜ理由(わけ)もなく学校に行けないのか―教室に身を置くことの意味から考える―
5 ポスト資質・能力から公教育としての学校を問う

第Ⅱ部 これからの学校を考える
1 へき地・小規模校から学校を考える
2 ICTの技術革新から学校を考える
3「子どもの貧困」と向き合う学校を

第Ⅲ部 教育方法学の研究動向
1「特別の教科 道徳」の導入・実施にかかわる諸課題―授業実践に関する研究動向に焦点をあてて―
2 へき地教育に関する研究動向―へき地・複式教育における指導法の変遷とパラダイム転換―

ISBN:9784810007480
出版社:図書文化社
判型:A5
ページ数:160ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2020年10月
発売日:2020年10月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNB