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もっと知りたい川瀬巴水と新版画

著:滝沢 恭司

紙版

内容紹介

伝統的な浮世絵版木版の技術を踏まえ、大正から昭和にかけての新しい時代の美意識を表現した版画芸術、「新版画」。昨今、その代表的作家である川瀬巴水や吉田博の作品が注目を集めている。近代日本美術のなかで特異な輝きを放つ「新版画」の入門書決定版。

著者略歴

著:滝沢 恭司
滝沢恭司(たきざわ・きょうじ)
長野県生まれ。日本大学芸術学部芸術研究所修了。立教大学学校・社会教育講座学芸員課程修了。1987 年、町田市立国際版画美術館学芸員。現在、担当課長兼学芸係長。マヴォを中心としたアヴァンギャルドと近代日本版画史を中心とした研究に携わる。これまでに、「ブブノワ1886-1983展」(1995年)、「極東ロシアのモダニズム1918-1928」展(2002年、倫雅美術奨励賞)、「美術家たちの『南洋群島』」展(2008年)、「鬼才の画人 谷中安規展」(2014年)、「横尾忠則 HANGA JUNGLE」展(2017 年、美術館連絡協議会カタログ論文賞)などを企画。また2005 年と2018 年に新版画を取り上げた「浮世絵モダーン」展を企画。主な著書に『コレクション・モダン都市文化 第29巻 構成主義とマヴォ』(ゆまに書房、2007年)、『美術批評家著作選集 第16巻/第17巻 村山知義 美術批評と反動(上)(下)』(ゆまに書房、2013年)、『日本美術全集 第17巻 前衛とモダン』(共著、小学館、2014年)など。

ISBN:9784808711825
出版社:東京美術
判型:B5
ページ数:96ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2021年06月
発売日:2021年06月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WFA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:AFH