先生、洞窟でコウモリとアナグマが同居しています!
鳥取環境大学の森の人間動物行動学
著:小林 朋道
紙版
内容紹介
雌ヤギばかりのヤギ部で、なんと新入りメイが出産。
スズメがツバメの巣を乗っとり、
教授は巨大ミミズに追いかけられ、
コウモリとアナグマの棲む深い洞窟を探検……。
自然豊かな大学を舞台に起こる
動物と人間をめぐる事件の数々を
人間動物行動学の視点で描く
教授の小学2年時の山イヌ遭遇事件の作文も掲載。
自然児だった教授の姿が垣間見られます!
目次
はじめに
マンガンの採掘坑道に棲むコウモリたち
―えっ、アナグマと同居!?
先生、○×コウモリが、なんと△□を食べています!
―コウモリをめぐる三つの事件
私が、谷川で巨大ミミズ(!)に追われた話
―なぜ人は特定の動物に極度な嫌悪感を抱くのか
ドンコが水面から空中へ上半身を出すとき
―愛すべき、ひたむきで屈強な魚
地面を走って私に近寄ってきたモモンガ
―ムササビも生息する芦津の森にて
大学の総務課のYoさんとNaさんがスズメを助けた話
―さすが環境大学!
ヤギ部初、子ヤギの誕生!
―なんで産むんだ!? なんで母親じゃないヤギまで乳を出すんだ!?