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海の極限生物

著:スティーブン・R・パルンビ
著:アンソニー・R・パルンビ
訳:片岡 夏実

紙版

内容紹介

極限環境で繁栄する海の生き物たちの生存戦略を、アメリカの海洋生物学者が解説し、来るべき海の世界を考える。

目次

4270歳のサンゴ、
80℃の熱水噴出孔に尻尾を入れて暮らすポンペイ・ワーム、
幼体と成体を行ったり来たり変幻自在のベニクラゲ、メスばかりで眼のないゾンビ・ワーム-オセダックス………。
極限環境で繁栄する海の生き物たちの生存戦略を、アメリカの海洋生物学者が解説し、来るべき海の世界を考える。

著者略歴

著:スティーブン・R・パルンビ
スティーブン・R・パルンビ(Stephen R. Palumbi)スタンフォード大学ホプキンス海洋研究所所長、同大学生物学教授。海洋科学をリードする科学者の一人である。その業績は「ニューヨークタイムズ」「シアトルタイムズ」などで報道され、 アニマルプラネット、ディスカバリーチャンネル、ヒストリーチャンネル、「ナショナルジオグラフィック」に寄稿やインタビューで登場するほか、 BBC の「フューチャー・イズ・ワイルド」シリーズ、ヒストリーチャンネルの「人類滅亡── LIFE AFTER PEOPLE」、Short Attention Span Science Theater などの映像作品の制作にも携わっている。著書に TheDeath and Life of Monterey Bay 、The Evolution Explosion など。
著:アンソニー・R・パルンビ
アンソニー・R・パルンビ(Anthony R. Palumbi)スティーブンの息子。 オアフ島の浜辺とボストンの郊外に育ち、冬の寒さを逃れてカリフォルニアに移住。 2006年にスタンフォード大学英文科を卒業。副専攻はアルティメット・フリスビー。映画業界とテレビゲーム業界に勤めたのち、ライターとして活動を始める。現在、いくつかの媒体で科学とテレビゲームについて執筆。 エレクトロニック・アーツの「ザ・シムズ3」について多数の記事を書き、ゲーム業界のコンサルタントも続けている。 次世代の目から見た現代文化に関するノンフィクションは老舗雑誌「アトランティック」と政治ブログ「シンクプログレス」で、 フィクションはカタールの英字新聞「ペニンシュラ」で発表されている。またブログ「I Drop Things」で、初の小説を完結させた。世界一優秀なフリスビー犬と共にカリフォルニア州サン・マテオ在住。
訳:片岡 夏実
片岡夏実(かたおか・なつみ)1964年神奈川県生まれ。 主な訳書に、マーク・ライスナー『砂漠のキャデラック アメリカの水資源開発』、エリザベス・エコノミー『中国環境リポート』、 デイビッド・モントゴメリー『土の文明史』、トーマス・D・シーリー『ミツバチの会議』、デイビッド・ウォルトナー= テーブズ『排泄物と文明』(以上、築地書館)、 ジュリアン・クリブ『90 億人の食糧問題』、セス・フレッチャー『瓶詰めのエネルギー 世界はリチウムイオン電池を中心に回る』(以上、シーエムシー出版)など。

ISBN:9784806714910
出版社:築地書館
判型:A5
ページ数:272ページ
定価:3200円(本体)
発行年月日:2015年04月
発売日:2015年04月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PSAF