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昆虫と害虫

昆虫防除の歴史と社会

著:小山 重郎

紙版

内容紹介

防除される「害虫」は、
もともとはただの昆虫であり、
自然の片隅で細々と暮らしていた。
それが人間が農耕を始めたことによって
「害虫」となったのだ。
長年、最前線で
農薬を使わない害虫防除の
研究をしてきた著者が、
人間社会と
昆虫(害虫)とのかかわりから、
これからの日本の
農業のあり方を展望する。

目次

プロローグ
第1章 アワヨトウ大発生の謎
第2章 農薬のヘリコプター散布を減らすために
第3章 沖縄のミバエ類の根絶防除
第4章 世界のミバエ類防除
第5章 森は病んでいる
第6章 再び田んぼへ
第7章 昆虫を害虫にしない社会を

著者略歴

著:小山 重郎
1933年生まれ。東北大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。秋田県農業試験場、沖縄県農業試験場、農林水産省九州農業試験場、同省四国農業試験場、同省蚕糸・昆虫農業技術研究所を歴任し退職。

ISBN:9784806714569
出版社:築地書館
判型:4-6
ページ数:288ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2013年05月
発売日:2013年05月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KN
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:TVK