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戦争のなかの日本

著:戸部 良一

紙版

内容紹介

一貫して近代日本の蹉跌に鋭いメスを入れてきた著者が、軍隊を持っていたかつての日本が、「戦争」をどう捉え、どう理解しようとしていたのか、そして何故戦いに乗り出したのかを改めて問う。

目次

Ⅰ 世界大戦とどう向きあったのか
欧州大戦と日本のゆらぎ/三つの「戦争」/第二次世界大戦/南進と大東亜「解放」
Ⅱ 軍人はいかに考えたのか
朝鮮駐屯日本軍/帝国在郷軍人会と政治/日本陸軍の中国共産党観/日本軍人の蔣介石観/戦前日本の危機管理
Ⅲ 中国となぜ戦い続けたのか
支那事変初期における近衛内閣の対応/日本人の日中戦争観/日中和平工作の挫折/汪兆銘のハノイ脱出/桐工作をめぐって/対中和平工作 一九四二~四五年

著者略歴

著:戸部 良一
国際日本文化研究センター名誉教授

ISBN:9784805112090
出版社:千倉書房
判型:4-6
ページ数:400ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2020年07月
発売日:2020年07月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPS