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織田有楽斎

利休を超える戦国の茶人

著:岳 真也

紙版

内容紹介

茶の湯太閤と呼ばれ、かの千利休を超えたとも言われる織田有楽斎。 有楽斎は織田信長の実弟であり、戦国の世を、己の茶人としての智恵によって生き抜いた。 本作は、「へたれ」と呼ばれた武劣の漢・有楽斎が、信長・秀吉・家康という錚々(そうそう)たる武将に仕えながら乱世を生き抜き、遂に茶の湯の道を極めるまでを描く。終章での、信長との茶の湯の一幕は、殊に必見。

目次

序 章 本能寺―逃げる有楽
第一章 へたれと大うつけ
第二章 「麟」か「天下布武」か
第三章 秀吉の時代
第四章 夢のまた夢
第五章 茶の湯太閤
終 章 如庵―そして椿の花一輪
あとがき

著者略歴

著:岳 真也
1947年、東京に生まれる。慶應義塾大学経済学部を卒業、同大学大学院社会学研究科修士課程修了。学生作家としてデビューし、文筆生活50年、著書約160冊。 2012年、第1回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞。代表作は『水の旅立ち』(文藝春秋)、『福沢諭吉(全3巻)』(作品社)。近年、歴史時代小説に力を入れ、忠臣蔵の定説を逆転させた『吉良の言い分 真説・元禄忠臣蔵』(KSS出版)はベストセラー、『吉良上野介を弁護する』(文春新書)、『視点を変えればワルも善玉 日本史「悪役」たちの言い分』(PHP文庫)はロングセラーとなった。近刊に『行基 菩薩とよばれた僧』(角川書店)、『光秀の言い分 明智光秀好きなので」(牧野出版)がある。日本文藝家協会理事、日本ペンクラブ理事。

ISBN:9784804614304
出版社:大法輪閣
判型:4-6
ページ数:292ページ
定価:1900円(本体)
発行年月日:2020年10月
発売日:2020年10月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ