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シティポップ短篇集

他著:片岡 義男
他著:川西 蘭
他著:銀色 夏生

紙版

内容紹介

シティポップが生まれた80年代、同時代の日本の「文学」は何をしていたのだろう? 世界のファンがSNSで甦らせたポップ音楽の背後には、同じ時代状況から生まれ、同様に日本オリジナルの発展を遂げた、都会文学の世界が隠されていた──きらめく都会の〈夢〉を優しく紡ぐ、「シティポップの時代」を並走した9つの物語を、いま、ここに。

目次

片岡義男  楽園の土曜日
川西蘭   秋の儀式
銀色夏生  夏の午後
川西蘭   マイ・シュガー・ベイブ
沢野ひとし プリムズをくれた少女
平中悠一  かぼちゃ、come on!
原田宗典  バスに乗って それで
山川健一  テーブルの上にパンはないけれど、愛がいっぱい
片岡義男  鎖骨の感触

【ライナーノーツ】
〝時代〟の終りと〝物語〟の始まり──「シティポップ」と、同時代(一九八〇年代)日本の「都会小説」  
平中悠一

ISBN:9784803804300
出版社:田畑書店
判型:4-6
ページ数:328ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2024年04月
発売日:2024年04月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB