出版社を探す

ピボットテーブルも関数もぜんぶ使う!Excelでできるデータの集計・分析を極めるための本

著:森田 貢士

紙版

内容紹介

データの集計も分析も、思いっきりExcelの得意領域です。なのに、次のような状況に陥っている人が大量にいるのは、何故でしょうか?

・単なる「力技」集計になっていて、時間だけを無駄に浪費してしまう
・時間をかけて出した分析結果から得られるものがなく、データを仕事に全く活かせない

それは、自分が得意な機能、あるいは使いこなせる機能だけで対処しようとしているからです。ピボットテーブルも関数も、それぞれ便利な機能であることは間違いありません。但し、それぞれ得手不得手があることも事実。大事なのは、適材適所に各機能を使い分けることです。
ピボットテーブルも関数も、パワーピボットもパワークエリも、ケースに応じて良いとこ取りで使い倒す。Excelを全方位的にフル活用する。それが、「Excelで行うデータ集計/分析」を極めるための近道であり、本書ではそのノウハウを徹底的に追求しています。

また本書では、集計作業の前処理となる「データ整形」についても重視しています。実務では、綺麗なデータの方が少ないため、整形→集計という流れをきっちりと押さえないと、せっかくの集計テクニックが活かせないからです。

もう一つ、本書では「ダウンロードしたサンプルファイルを使って、実際に手を動かしながらノウハウを身につける」という主旨の演習ページを、各章のラストに設けています。ただ書籍を読み通すだけでは、「わかった気になれる」だけ。本当に理解し、実務でExcelをフル活用していくためには、「自分の手を動かす」ことに勝る手段はありません。

目次

第1章 実践的な話の前に、最低限押さえておいて欲しい6つの基本
第2章 集計作業を高速で終わらせるためのテクニック
第3章 集計精度を格段に上げる「前処理」の作業=データ整形を極める
第4章 集計元データの転記&表レイアウト変更のテクニック
第5章 データ分析は「データの視覚化」から
第6章 データの「問題点」を発見し、重点的に分析する
第7章 データ間の「関連性の強さ」を分析する
第8章 ビッグデータ時代の集計方法
第9章 更なる効率化はプロセス全体の仕組み化から始まる

著者略歴

著:森田 貢士
森田 貢士(もりた こうし)
通信会社勤務の現役会社員。BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスに10年以上従事。通信/金融/製造/運輸/官公庁等のさまざまな業界のクライアント企業のカスタマーサポート、バックオフィスセンターの業務設計/立上げ、運用管理を経験。
クライアントや業務内容が異なる環境下で、各センターの採算管理やKPIマネジメント(生産性/品質向上)、スタッフ管理、CS調査・ES調査のデータ集計/分析等の各業務にExcelを試行錯誤しながら活用し、Excelに関するノウハウを蓄積。
会社員と並行しながら、自身の実務経験で得たExcelのノウハウをコンテンツ化し、ブログ(月間15万PV以上)、メルマガ(読者2,500名以上)、出版、講座等でExcelスキルを高めたい方向けにノウハウを提供中。

ISBN:9784802612685
出版社:ソシム
判型:A5
ページ数:400ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2020年09月
発売日:2020年09月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ