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SCRAPERS 世界の高層建築

著:Zack Scott
訳:大澤昭彦

紙版

内容紹介

紀元前のストーンヘンジ、ピラミッド、パルテノン神殿から、エッフェル塔やエンパイア・ステート・ビルを経て、ブルジュ・ハリファ、ロッテ・ワールド・タワーまで。建造物でより高く、高みへ到達しようとする人間の努力と挑戦の歴史を、美しいイラストとともに紹介するイギリスの書籍『SCRAPERS』の日本語翻訳版がついに完成。世界中の有名建築物の計画や、建設時の背景にあった人間的な裏話、進化する建設技術の発展も綴られた、世界を舞台にした壮大な物語です。
 翻訳は、「なぜ人類は高い建物を作り続けるのか?」というテーマでの研究も行なっている東洋大学理工学部建築学科の大澤昭彦准教授。専門用語には脚注をつけるなど、噛み砕いた言葉で読みやすくなっています。現在日本では超高層ビルの建設計画が目白押し。そんな高層建築ブームの今、読んでおきたい一冊です。

目次

【CONTENTS】

イントロダクション

<超高層ビルへの道>
ストーンヘンジから産業革命まで
・ストーンヘンジ(イギリス・ウィルトシャー)
・ギザの大ピラミッド(エジプト・ギザ)
・パルテノン神殿(ギリシャ・アテネ)
・太陽のピラミッド(メキシコ・テオティワカン)
・ブリハディスバラ寺院(インド・タンジャブール)
・応県木塔(仏宮寺釈迦塔)(中国・応県)
・ウルム大聖堂(ドイツ・ウルム)
・ディザリントン・フラックス・ミル(イギリス・シュールズベリー)

<超高層ビルブーム>
1880年代から世界恐慌までのアメリカ(主にシカゴとニューヨーク)
・オーディトリウム・ビル(アメリカ・シカゴ)
・ウェインライト・ビル(アメリカ・セントルイス)
・モナドノック・ビル(アメリカ・シカゴ)
・リライアンス・ビル(アメリカ・シカゴ)
・フラットアイアン・ビル(アメリカ・ニューヨーク)
・ウールワース・ビル(アメリカ・ニューヨーク)
・クライスラー・ビル(アメリカ・ニューヨーク)
・エンパイア・ステート・ビル(アメリカ・ニューヨーク)

<グローバル化する超高層ビル>
20世紀における世界の超高層ビル
・エッフェル塔(フランス・パリ)
・ロイヤル・リバー・ビル(イギリス・リバプール)
・フェアモント・ロイヤル・ヨーク(カナダ・トロント)
・モスクワ国立大学(ロシア・モスクワ)
・ピレリ・ビル(イタリア・ミラノ)
・シーグラム・ビル(アメリカ・ニューヨーク)
・ジョン・ハンコック・センター(アメリカ・シカゴ)
・トランスアメリカ・ピラミッド(アメリカ・サンフランシスコ)
・中国銀行タワー(中国・香港)
・スカイ・タワー(ニュージーランド・オークランド)

<現代を代表する超高層ビル>
2000年前後の超高層ビル
・ペトロナス・ツインタワー(マレーシア・クアラルンプール)
・ジンマオ・タワー(中国・上海)
・ブルジュ・アル・アラブ(アラブ首長国連邦・ドバイ)
・台北101(台湾・台北)
・ターニング・トルソ(スウェーデン・マルメ)
・Q1(オーストラリア・ゴールドコースト)
・上海ワールド・フィナンシャル・センター(中国・上海)
・ブルジュ・ハリファ(アラブ首長国連邦・ドバイ)
・マリーナ・ベイ・サンズ(シンガポール・ダウンタウンコア)
・マッカ・ロイヤル・クロック・タワー(サウジアラビア・メッカ)
・東京スカイツリー(日本・東京)
・中央電視台総部大楼(中国・北京)
・ザ・シャード(イギリス・ロンドン)
・グラン・トーレ・サンティアゴ(チリ・サンティアゴ)
・上海タワー(中国・上海)
・ワン・ワールド・トレード・センター(アメリカ・ニューヨーク)
・ロッテ・ワールド・タワー(韓国・ソウル)

ISBN:9784802212502
出版社:イカロス出版
判型:B5
ページ数:262ページ
定価:5000円(本体)
発行年月日:2023年02月
発売日:2023年02月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AMG