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鉄道にまつわる怪異譚

著:寺井広樹

紙版

内容紹介

もっとも人が死ぬ様子を見ることが多い職業は医師か列車の運転士かもしれない……現場の職員がそう語るほど、鉄道では多くの人が亡くなっている。実際、鉄道にまつわる怪談話を誰もが一度は耳にしたことがあるだろう。

鉄道の駅やそこを発着する列車は連日、数多くの人間が利用している。その分、人間が持つ情念や恨みといった感情が蓄積しやすく、様々な怪異が誕生する要因になっているのかもしれない。

本書は怪談収集家である寺井広樹氏が、鉄道会社関係者や列車内、駅で恐怖を体験した方々から聴き取った、耳を疑うような三十三の怖い話を収録している。死者の強い怨念が理由となっていると思わしきものや、我々の常識では計り知れない理不尽なもの、そして恐怖よりも悲しさを強く感じさせるエピソードもある。

それらが現実に起きた出来事か語り部の見た幻覚かは定かではないが、実際に体験した方が存在するのは紛れもない事実である。

ISBN:9784802211499
出版社:イカロス出版
判型:4-6
ページ数:192ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2022年04月
発売日:2022年04月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ