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竹書房怪談文庫 HO-610

横浜怪談

著:黒 史郎

紙版

内容紹介

ご当地怪談の真骨頂
横浜の地には多くの霊が眠っている!


飛び降りを誘発する南区の魔の崖

鶴見区の三輪車に乗った首なし少女

保土ヶ谷区で通夜に届いた謎の骨

通行人を引き込む西区の魔の池

亀が祟った池 中区長者町

日本のあらゆる文化の発展の地となった横浜。その繁栄と成功の陰には多くの衰退と死があり、想像もしないほどの多くの霊が眠っている!
『川崎怪談』に続き、土地の過去から現在につながる怪異を鶴見区在住の作家・黒史郎が丹念に炙り出す。
・供養塔そばのトンネルで遭った恐怖「トンネルの女」(鶴見区)
・漁師が遭遇したのは…「幽霊船」(横浜港沖)
・タトゥーを入れに行った店で見たモノ「白い背中」(中華街)
・屈指の“出る”場所である池にまつわる怪異譚「三つの池の女たち」(神奈川区)
――など、土地にしみ込む因縁の記録と痕跡を辿る恐怖の横浜暗黒ガイド!!

著者略歴

著:黒 史郎
黒 史郎 (くろ・しろう)

小説家として活動する傍ら、実話怪談も多く手掛ける。「実話蒐録集」シリーズ、「異界怪談」シリーズ『暗渠』『底無』『暗狩』『生闇』『闇憑』、『黒塗怪談 笑う裂傷女』『黒怪談傑作選 闇の舌』『ボギー 怪異考察士の憶測』『実話怪談 黒異譚』『川崎怪談』ほか。共著に「FKB饗宴」「怪談五色」「百物語」「怪談四十九夜」「瞬殺怪談」各シリーズ、『未成仏百物語』『黄泉つなぎ百物語』『ひどい民話を語る会』など。

ISBN:9784801935242
出版社:竹書房
判型:文庫
ページ数:224ページ
定価:710円(本体)
発行年月日:2023年05月
発売日:2023年04月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB