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食べる

著:アネマリー・モル

紙版

内容紹介

人間をこえた政治へ
いかにしておいしく食べ、よりよく生きるのか――。
地球の持続可能性の問題を背景に、アーレント、メルロ=ポンティ、ハンス・ヨナス、レヴィナスをはじめとする西洋哲学における人間中心主義を、日常の《食べる》ことから問い直す。アクターネットワーク理論の果ての、この世界を生き抜くための知のレシピ。

目次

第1章 経験哲学
第2章 ある
第3章 知る
第4章 する
第5章 関わる
第6章 知の食材

謝辞

参考文献
索引

訳者あとがき

著者略歴

著:アネマリー・モル
1958年、オランダ、シャースベルフに生まれる。アムステルダム大学教授。人類学者、哲学者。主著に、The Body Multiple: Ontology in Medical Practice, Duke University Press, 2002(邦訳:『多としての身体――医療実践における存在論』、2016年)、The Logic of Care: Health and the Problem of Patient Choice, Routledge, 2008(邦訳:『ケアのロジック――選択は患者のためになるか』、ともに水声社、2020年)、共編著に、Complexities: Social Studies of Knowledge Practices. Duke University Press, 2002, Care in Practice: On Tinkering in Clinics, Homes and Farms, Transcript Verlag, 2010 などがある。

ISBN:9784801008038
出版社:水声社
判型:4-6
ページ数:334ページ
定価:3500円(本体)
発行年月日:2024年04月
発売日:2024年04月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDT
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QDX