アラン・バディウ、自らの哲学を語る
著:アラン・バディウ
紙版
内容紹介
バディウ哲学の総決算
存在と普遍性、諸世界と特異性、出来事と主体と諸真理、無限者と絶対者……。哲学との出会いから、哲学の条件とその役割について、そして主著三部作『存在と出来事』『諸世界の諸論理』『諸真理の〈内在〉』の核心まで、直裁簡明に本人が語る!
目次
序文
第1部 出来事、真理、主体
1 哲学とはなにか
2 哲学の条件――科学、芸術、愛、政治
3 「真理の手続き」。いくつかのキー概念――存在と出来事、主体と忠実さ
4 哲学の歴史――プラトンからヴィトゲンシュタインへ
5 「世界を変えること」/「若者を堕落させること」
6 平等、普遍性、解放――コミュニズムの理念
第2部 数学と詩情のあいだの哲学
第3部 存在論と数学
1 哲学とその諸条件
2 「状況」
3 いくつかの存在論
4 存在と出来事
5 諸世界の諸論理
6 諸真理の内在
訳者あとがき