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本の庭へ

著:西澤栄美子

紙版

内容紹介

本と散歩の日々
古今の文学、芸術、サブカルチャーから社会問題まで、本の庭を軽やかに渉猟する、「コメット通信」連載「裸足で散歩」が待望の単行本に!

目次


『虚無への供物』から「失われた書物」へ
短歌から川柳へ
ショーケンからしをんへ
『赤毛のアン』から『更級日記』へ
チャンドラーから北方謙三へ
ジャック・チボーからセラフィマ・マルコヴナ・アルスカヤへ
酒井順子から清少納言へ
「アガサ・クリスティー賞」から「本屋大賞」へ
『九三年』から『ヴァンデ戦争――フランス革命を問い直す』へ

「美人画」から「社会画」へ
《ラス・メニーナス》から《フォリー゠ベルジェールのバー》へ
《イジドール・デュカスの謎》から《フェルー通り》へ
キーファーからドナルドへ
『オーシャンズ11』から『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』へ
『わんわん物語』から『わんわん物語』へ
ジャン゠ポール・ベルモンドからルパン三世へ
『私は弾劾する』から『欧州の排外主義とナショナリズム』へ
『マリアビートル』から『BULLET TRAIN』へ
『麥秋』から『窓辺にて』へ
歌舞伎から新劇へ
藤山寛美から藤山直美へ
コロンボから八雲へ


2024年から2020年へ
大八木監督から石川選手へ
英語から日本語へ
妖怪から民主主義へ
広沢虎造からジェーン・スーへ
原田マハからバルザックへ
久が原からレイキャビクへ
藤原定家からジョセフ・ロージーへ

あとがき

著者略歴

著:西澤栄美子
1950年、東京都に生まれる。成城大学、ソルボンヌ・ヌーヴェル大学修士。もと成城大学講師。専攻、美学、フランス文学。主な著書には、『書物の迷宮』(1996年)、『宮川淳とともに』(共著、2021年)、主な訳書には、クリスチャン・メッツ『映画記号学の諸問題』(共訳、1987年)、同『映画における意味作用に関する試論』(共訳、2005年、いずれも水声社)などがある。

ISBN:9784801007376
出版社:水声社
判型:4-6
ページ数:152ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2023年08月
発売日:2023年08月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DSRC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:VSL