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リベラルアーツと自然科学

著:石井洋二郎

紙版

内容紹介

科学教育の未来を問う

「専門性のタコツボ」を越えて、
「他分野へのリスペクト」を涵養する――

理系の学問を学ぶうえで必要なリベラルアーツとはなにか? 第一線で活躍する専門家3名によるシンポジウムに加え、識者8名による論考から理系のためのリベラルアーツを考える。好評の「創造的リベラルアーツ」第3弾。

目次

はじめに(石井洋二郎)


【シンポジウム】リベラルアーツと自然科学
大栗博司
長谷川眞理子
下條信輔
佐々木閑(コメンテーター)
石井洋二郎(司会)


リベラルアーツと自然科学(村上陽一郎)
科学の時間・人間の時間(坂井修一)
思考の型とは何か(藤垣裕子)
なぜフランスの理系エリートには一般教養が必要なのか?(坂本尚志)
大学院生と考える「人間の幸福と科学技術」(鈴木順子)
「役に立つ」ということの意味(佐々木閑)
科学者だから語れること(辻篤子)
批判的思考と懐疑主義(長谷川眞理子)

あとがき(石井洋二郎)

著者略歴

著:石井洋二郎
中部大学特任教授・東京大学名誉教授(フランス文学・思想)。著書に、『ロートレアモン 越境と創造』(筑摩書房、2009年、芸術選奨文部科学大臣賞)、編著に、『21世紀のリベラルアーツ』(2020年)、『リベラルアーツと外国語』(2022年、以上水声社)、訳書に、ブルデュー『ディスタンクシオン』(藤原書店、1991年、渋沢・クローデル賞)などがある。

ISBN:9784801006973
出版社:水声社
判型:4-6
ページ数:271ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2023年03月
発売日:2023年02月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN