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モーパッサン伝

著:アンリ・トロワイヤ

紙版

内容紹介

小説家の一生
19世紀のフランス文壇において、自由を求め、権威に縛られることなく自立した芸術家として数々の名作を遺したギィ・ド・モーパッサン(1850-1893)。母親から芸術家になるべく育てられた青年時代、フロベールとの邂逅から作家として名を馳せたのち43歳で夭折するまで、短くも激しい生涯を駆け抜けた作家の人生を稀代の伝記作家が描く。

目次

第一章 逃げ出した仔馬
第二章 詩と現実
第三章 二人の師
第四章 戦争
第五章 役人
第六章 グルヌイエール
第七章 ロワイヤル通りからグルネル通りへ
第八章 脂肪の塊
第九章 〈おやじ〉の死
第十章 『女の一生』、そして人生
第十一章 ベラミ
第十二章 サロンの空気、沖の空気
第十三章 オルラ
第十四章 去り行くエルヴェ
第十五章 山の向こう側
第十六章 大詰め
第十七章 生きた死者


参考文献
人名索引

訳者あとがき

著者略歴

著:アンリ・トロワイヤ
1911年モスクワ生まれのロシア系フランス人作家。1935年に処女小説『ほの明かり』を発表して以来、2007年に95歳で没するまで精力的に小説、伝記、エッセイ等を発表した。日本でも多数の作品が翻訳されている。主な著書に、『女帝エカテリーナ』(中公文庫、1985年)、『ドストエフスキー伝』(中公文庫、1988年)、『バルザック伝』(白水社、1999年)、『プーシキン伝』(2003年)、『ボードレール伝』(2003年)、『ヴェルレーヌ伝』(2006年)、『フロベール伝』(2006年、以上、水声社)等がある。

ISBN:9784801006966
出版社:水声社
判型:A4
ページ数:332ページ
定価:5000円(本体)
発行年月日:2023年03月
発売日:2023年03月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB