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有限存在と永遠存在[改訳決定版]

著:エーディト・シュタイン

紙版

内容紹介

全存在の知解性の根源へ――
有限の諸原因をめぐる数多の知識を足場にして、永遠無限の存在としての〈神〉という山頂を目指す、フッサールの高弟にしてカルメル会修道女、エーディト・シュタインの哲学の到達点。
旧版の翻訳を一部改善した改訳決定版。 

目次


第一章 緒論――存在の問題
第二章 存在様態としての現実態と可能態
第三章 本質性的存在と現実的存在
第四章 本質、実体――形相と質料
第五章 存在者としての存在者(超越性)
第六章 存在の意味
第七章 創造における三位一体の模像
第八章 個別存在の意味と基礎付け

[補説]
Ⅰ マルティン・ハイデガーの実存哲学
Ⅱ 霊魂の城


引用文献
人名索引
事項索引

訳者あとがき

著者略歴

著:エーディト・シュタイン
1891年、ブレスラウ(現ポーランド領ヴロツワフ)生まれ。カルメル会修道女、哲学者。1942年、アウシュヴィツ=ビルケナウ収容所のガス室にて殉教。主な著書に、本書『有限存在と永遠存在』の他、『国家研究』(邦訳=水声社、1997年)などがある。

ISBN:9784801006829
出版社:水声社
判型:A5
ページ数:608ページ
定価:8000円(本体)
発行年月日:2022年11月
発売日:2022年11月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDTJ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QDX