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物語と日常

二本の映画と二つのある物語作家の動機による四つの断章

著:淺沼 圭司

紙版

内容紹介

淡々と続くであろう日常に一挙に亀裂が入り、非日常が日常化していくコロナ禍のいま。
日常が加速度的に崩壊してゆくタール・ベラの『トリノの馬』、あるがままの日常をえがいたアキ・カウリスマキの『ル・アーヴル』、そして宮部みゆきの「杉本三郎シリーズ」などをとりあげバルト、ニーチェのテクストをひきつつ、「文学と日常」、そして「日常」という問題を美学の脈絡にとらえ考察する。

ISBN:9784801005754
出版社:水声社
判型:4-6
ページ数:240ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2021年06月
発売日:2021年06月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ATF