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私立小学校を受験しようと思ったら読む本

著:なごみ ゆかり

紙版

内容紹介

年々受験者数が増加する小学校受験。
かつてはごく一部の人しか知らない世界と思われてきたが、共働き世帯の参入が進み、中学受験ほどではないが盛り上がりを見せつつある。
その理由として、コロナ禍で私立の方が公立よりも対応がスピーディであったことや、中学受験の過熱や大学入試改革などを踏まえて早期に進路を決めてしまいたいというニーズもあると思われる。
ただ、どういう子どもが小学校受験に向いているのか、家庭でどういうことができるのかというと、まだノウハウが知れ渡っているとはいえず、一部のインナーサークル内で情報が流通している印象が強いのではないだろうか。書籍の多くも塾関係者のものであり、塾への誘導のために、根幹にかかわる部分は避けて記述しているのが実情である。
しかし、何となく興味を持つ人も増えている中で、とりあえず小学校受験とはどのようなもので、受かるにはどうすればいいのか、知りたい人が増えていると思われる。
そこで本書では、私立小学校に長年勤務した著者が、「どういう子どもに入学してほしいか」「そういう子どもをどうやって育てたらよいか」ということを解説する。
小学校受験初心者がこれからどういう考え方で、どういう取り組みをしていけばよいかを伝える。家庭でできる入門書。

目次

はじめに

第1章 そもそも小学校受験って?
 1 小学校受験のメリットとは?
 2 国立小学校と私立小学校
 3 【警笛】子どもへのストレスのかかりすぎに注意
 4 受験に熱心な親がしていること
【コラム①】「子ども」が学校の看板。設備だけじゃなくて「人」で選ぶ

第2章 私立小学校に受かる子ってこういう子
 1 受験に受かる子の3つの特徴
 2 どうやってユーモアを身につければいい?
 3 人を笑顔にさせるアドリブ力も磨こう
 4 「素直さ」の育て方
【コラム②】私立小に向く親、向かない親。 
 5 元教師が語る「こんな子はご縁をいただける! 10のポイント」

第3章 受かる子を育てるために、家庭でできること
 1 生活・しつけ面~親が「ゆとり」を持つことが大事!
 2 品格面~ゆっくり、丁寧に
 3 知識・学習面~親がいかに「気づくか」がカギ
 4 親も変わろう~子どもとともに親も挑戦しよう!
 5 先生への接し方~園の先生のよいところを見つけよう
【コラム③】気を付けたいマナー

第4章 生活の中での望ましい行動
 1 起床編~「目覚まし時計」で起きられる子に育つために
 2 着替え編~「天気予報」を見て着る服を決められる子に育てるために
 3 食事編
 4 くつの出し入れ、履き方編
 5 友達編
 【コラム④】受験時の服装・持ち物

第5章 受験(面接)準備での家族・夫への対応
 1 夫婦で受験についての想いを確認し合おう
 2 親子で受験予定の学校のよいところを一つずつ言い合おう
 3 兄弟・姉妹がいる場合は親がバランスよく調整する
 4 意外に盲点!夫の面接練習
 5 親が突っ走りすぎて子どもを置き去りにしない
 6 保護者面接試験でおさえておきたい5つのポイント
【コラム⑤】学ぶ楽しみを持った親子でいる。

【付録】 子どもへの甘口辛口度がわかる「親の子育てタイプ別スイーツ診断」
おわりに

著者略歴

著:なごみ ゆかり
かめっこ塾 ぴよっこ塾 主宰 印象アップの講師、コミュニケーションの講師
専門学校等で講師を務める。

東京都の私立小学校教諭として18年勤務。
全学年担任経験あり。学年主任、教務副部長を歴任。 退職後、生後5ヶ月の子を抱え、子育てセミナー講師として起業。 教師経験と心理学、脳科学を組み合わせたオリジナルメソッドを使い、
反抗期の子どもの対応に悩むお母さんのための子育て塾【かめっこ塾】を立ち上げ、
さらに初心者のママ起業家のための【ぴよっこ塾】も主宰している。
子育て、起業と頑張るママを応援すべく、日々奮闘中。 メルマガ読者総数13,000人。インスタフォロワー総数約12,000人。

ISBN:9784800591142
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
判型:4-6
ページ数:184ページ
定価:1450円(本体)
発行年月日:2023年06月
発売日:2023年06月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JNG