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基礎からわかるCubase AI 10/LE 10

コードトラックや付属ループでカンタン音楽づくり

著:目黒 真二

紙版

内容紹介

DAWソフト(DTMソフト)の代表格とも言われるCubase(キューベース)。その中でも特別なグレードなのがCubase AIとLE。様々な音楽制作器機を購入すると付属してくるソフトで、多くの人がすでに持っているだろう。その最新版、Cubase AI 10とLE 10の使い方をわかりやすく、特にMIDI入力やオーディオ録音等、初心者がわかりやすいように解説した。器機の接続方法から、「コードトラック」や「ループブラウザー」を使ってドラッグ&ドロップだけで簡単に伴奏を作る方法、ボーカロイドとの連携、人気シンセMODXでの活用法など、Cubaseを活用する方法を丁寧に解説した。また、DAWソフトの中でも一番の人気を誇るCubaseシリーズは、どのグレードも操作の基本は同じ。上位グレード(Cubase Pro 10、Artist 10、Elements 10)ユーザーも、本書でCubaseシリーズの基本操作を習得することができる。多くのCubaseユーザーに役立つガイドブック。

目次

図解 コレがCubase AI/LE 10だ!
・演奏や情報を記録したり機能を割り当てたりする「トラック」
・演奏(MIDI)データやオーディオデータを収納する「イベント」
・ソフトウェア音源
・幅広いジャンルに対応する「VSTインストゥルメント」
・入力から編集までをサポートする「MIDIエディター」
・微調整から、綿密な編集までをこなす「オーディオ編集機能」
・プログレードの「ミキサー」
・音作りに欠かせない「オーディオエフェクト」
・すばやいトラック制作を可能にする「MediaBay」「Loop/Soundブラウザー」
・幅広いメディアに対応する「読み込み/書き出し」機能
・メロディーと歌詞を打ち込むだけで歌ってくれる「ボーカロイド」との連携

はじめに
本書について

Chapter 1:Cubaseを使うための設定 〜起動とプロジェクト/デバイス設定
・パソコンと各機器の接続
・Cubaseの起動とプロジェクトの作成
・プロジェクトの設定
・オーディオデバイスの設定
・MIDIポートの設定
・オーディオコネクション設定
・音を鳴らしてみよう

Chapter 2:Cubaseをマスターするために 〜Cubaseのウィンドウ構成と基本操作
・Cubaseのプロジェクトウィンドウの構造
・ツールの選択
・イベントを適正な位置に作成または移動するスナップ設定
・新規トラックの作成
・新規イベントの作成
・複数のデータ/イベントの選択
・プロジェクト/エディター内の拡大と縮小
・ウィンドウのスクロール
・コピー&ペースト(コピペ)
・複製
・エフェクトのプリセットなどをすばやく見つける「フィルター」の表示
・選択した音色を確認する方法
・再生などトランスポートの操作
・MIDIエディターの表示
・サンプルエディターの表示
・クオンタイズプリセット
・クオンタイズ
・MediaBay/Loopブラウザー/Soundブラウザーの表示
・サイクル再生
・メトロノームとテンポの設定
・元に戻す(アンドゥ)/再実行(リドゥ)
・プロジェクトの保存
・プロジェクトを閉じる
・プロジェクトを開く

Chapter 3:コードトラックを使って簡単! 伴奏作り
・コードトラックの準備
・コードを入力する
・コードの音を鳴らす
・コードトラックをエレピのパートに変換する
・エレピのパートからベース・パートを作成する
・ギター・パートの作成
・トラックの名前をパート名に変更する
・保存

Chapter 4:付属のループファイルでドラム・パートを作成しよう
・ドラム・パートをループで作成する
・〔応用〕ドラムエディターで思いどおりのドラムパターンを作成する
・〔コラム〕あれ? プロジェクトを開いたら、いつもと画面が違う……?
Chapter 5:メロディを入力しよう(1) 〜リアルタイム入力編
・メロディの入力をはじめる前に
・入力前の準備
・リアルタイム入力の実践
・入力したMIDIデータの編集方法

Chapter 6:メロディを入力しよう(2) 〜ステップ入力編
・ステップ入力の準備
・ステップ入力の実践
・〔応用〕入力したMIDIデータをボーカロイドで歌わせる方法
・〔コラム〕あれ? さっきまで作っていたプロジェクトが反応しない?

Chapter 7:メロディを入力しよう(3) 〜オーディオ録音編
・エレキギター録音編
・ボーカル録音編
・〔応用〕シンセサイザーなどのライン楽器をステレオで録音する方法

Chapter 8:オーディオデータの編集
・オーディオデータのタイミングを修正する
・イベントの状態でオーディオデータを編集する
・オーディオデータのテンポを変更する
・サンプルエディターを開いてオーディオデータを編集する

Chapter 9:ミックスでカッコいいサウンドに仕上げる 〜ミックスから書き出しまで
・ミキサーを理解する
・ミックスの準備
・ミックスの実践その1・パン
・ミックスの実践その2・ボリューム
・ミックスの実践その3・エフェクト
・ミックスの実践その4・仕上げ
・書き出し
・すばやい書き出し範囲の設定方法

Chapter 10:制作のヒント
・独自のキーボードショーカットをアサインして快適に操作しよう!
・トラックが多くなったらグループチャンネルトラックでまとめよう!
・動きが重い! 止まってしまう! そんなときにはフリーズトラックを
・移調してキーをあわせよう!
・オートメーションを使って躍動的なミックスを!
・MODXとの接続、設定、入力、活用法

索引

著者略歴

著:目黒 真二
音響系専門学校を卒業し、後に米・ロサンゼルスのMI(ミュージシャンズ・インスティテュート)ベース科に留学。帰国後は、ベーシスト/ギタリスト/ PA エンジニア/シンセサイザーマニピュレーターとして活動。さまざまなミュージシャンのバックバンド/制作/作編曲に携わる。また、その経験を生かして、音楽制作ライター/翻訳者としても活動している。
著書に、数々のCubase シリーズガイドブックの他、『Sound it!8 活用ガイド』、『現場で役立つPA が基礎からわかる本』(いずれもスタイルノート)など多数。

ISBN:9784799801727
出版社:スタイルノート
判型:B5
ページ数:304ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2019年02月
発売日:2019年02月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVR