エディターシップ 3
時代の岐路に立つ
編:日本編集者学会
紙版
内容紹介
創刊編集長・近藤信行が語る文芸誌『海』の時代、井出彰が語る「『日本読書新聞』と混沌の六〇年代」の秘話ほか、秘密保護法、集団的自衛権の行使容認による議会制民主主義と議院内閣制の崩壊にどう立ち向かうかを考える。
目次
日本編集者学会 第四回定期セミナー 「名編集者に聞く」3
文芸誌「海」がめざしたもの 近藤信行
偶感――Editorship〔コラム〕 千葉俊二
日本編集者学会 第五回定期セミナー 「名編集者に聞く」4
「日本読書新聞」と混沌の六〇年代 井出 彰
歌集はどこに売っているの?〔コラム〕 堀山和子
世代を繫ぐ仕事 柳原一徳
日本でいちばん美しい本が生まれる場所
―美篶堂というサンクチュアリ― 大槻慎二
鷲尾賢也と小高賢 中嶋 廣
港の人 里舘勇治〔連載・地方小出版の力・4〕 和賀正樹
ハノイ、旧市街の書店にて〔コラム〕 川上隆志
戦時『FRONT』の東方社と戦後の平凡社〔日本出版文化史研究〕 石塚純一
煙景のフィリップ・マーロウ〔コラム〕 和気 元
私たちはいかにして「開かれた政府」を実現するか
―秘密保護法時代に立ち向かう視点― 山田健太
〔評論/死と死者の文学・2〕「物語」がはじまる場所
―古川日出男といとうせいこうの近作を中心に― 佐藤美奈子
ISBN:9784798701516
。出版社:トランスビュー
。判型:B5
。ページ数:148ページ
。定価:2000円(本体)
。発行年月日:2014年06月
。発売日:2014年06月10日。