人材を活かす企業
著:ジェフリー・フェファー
訳:佐藤 洋一
監:守島 基博
内容紹介
名著復刊 企業収益を生み出す、人材活用型の経営の実践
好況時であっても不況時であっても、社員自身の実行力とやり切る力は、社員育成の仕組みで築けるものだと、確信した。私はこれからも「一番大切な資産は社員だ」と言い続けたい。
---株式会社良品計画 代表取締役会長 松井忠三
本書が最初に刊行された時期に、日本の多くの企業は短期的な雇用関係に移行しつつあった米国をモデルとして追従してしまった。当時、日本でもっと本書が読まれていれば、と私は思う。
---東京大学社会科学研究所教授 佐藤博樹
人事に携わるすべての人が、最初に手に取るべき一冊。
---株式会社リクルート ワークス研究所 所長 大久保幸夫
長らく再刊を望まれていた『人材を生かす企業』(1998年、トッパン)が、Harvard Business School Pressシリーズより待望の復刊です。本書は、MBA プログラムのコアカリキュラムと選択科目の両方で学ばれる古典的な名著です。
いまも昔も人材マネジメントのトレンドとして人材価値に重きをおくことは、変わらない不変的なテーマです。本書では、人員削減によるコスト削減を批判し、優れた人財管理能力に基づいた収益向上こそが重視されるべきと主張する著者の徹底して揺るぎがない論旨を元に、広範なデータと企業事例から、「人材重視の経営」が結果的に企業の収益を生み出す最良の戦略であることを明らかにします。
【原書タイトル】The Human Equation: Building Profits by Putting People First
目次
本書を推薦する言葉 日本語版の復刊に際しての序文 序文 はじめに
第一部 人材重視型経営と企業の成功
第一章 企業が必ず成功する業界は存在するか
第二章 人材重視による起業の成功例
第三章 成功のための七つの条件
第四章 経営戦略に人材管理を取り入れる第二部 人材重視経営を実現する際の障害:一般通念の誤り
第五章 優良企業がときとして経営を誤る10の理由
第六章 「新しい雇用関係」と仮想の労働者たち
第七章 給与問題へのアプローチ
第八章 組合との強調
第九章 人材活用型の経営推進における市場の無力さと公共政策の役割
第十章 人材、収益、新たな方向性 監修者あとがき -人材を活かす企業の復活に向けて 索引
ISBN:9784798120812
。出版社:翔泳社
。判型:4-6
。ページ数:308ページ
。定価:2400円(本体)
。発行年月日:2010年10月
。発売日:2010年10月14日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ。