CONTENT'S FUTURE―ポストYouTube時代のクリエイティビティ
著:小寺 信良
著:津田 大介
紙版
内容紹介
現場から大激論!このままではコンテンツ亡国だ!
さまざまな業界の第一線で活躍する9 人の至言を収録
2007 年、日本のデジタルコンテンツをめぐる状況は「コンテンツ立国」のかけ声むなしく、著作利権者と違法アップローダがいたちごっこに明け暮れ、放送業界と通信業界の融合の夢も遠く、漁夫の利のようにYouTube だけがひとり勝ちしていく。コンテンツ産業も知的財産保護もそれを生み出すクリエーターがいてこそなのに、その肝心が見失われているのでは? このままでは「コンテンツ亡国」への道まっしぐら…。そう危惧する新進気鋭のジャーナリスト×2人が、テレビ、ラジオ、音楽、ネットとさまざまなジャンルの第一線でコンテンツと向き合ってきた9人と本マジ音トーク。日本のクリエイティビティはいまどこへ向かおうとしているのか、いや向かうべきなのか。激論のすべてを大収録です。
目次
TV's future
第2日本テレビ 土屋敏男
ネットでしかできない表現 コンテンツモデルを探せ!
TV's future
東京MXテレビ 草場大輔
ネットとテレビは決して融合しない でもネットは今テレビを救っている
hardware's future
ソニー 西谷清
ソニーはコンテンツを再び解放できるか? 「ロケフリ」が起こす伝送革命
radio's future
TBSラジオ 長谷川裕
変わり続ける音声コンテンツの未来の姿を探して
music's future
音楽家 椎名和夫
クリエイティビティとテクノロジーの複雑な関係
SIDE A
小寺信良×津田大介 対談
放送と通信とユーザーを「アーカイブ」がつなぐ
CGM's future
価格コム 遠藤靖幸
国内最大級CGMサイトの真実 コンテンツになるクチコミ
artist's future
産業技術総合研究所 江渡浩一郎
CGMやウィキでアートは作れるか? 天才は探し出せるか?
policy's future
慶應義塾大学教授 中村伊知哉
日本の大衆の強みをどう引き出すか? 「融合」政策の過去・現在・未来
text's future
編集工学者 松岡正剛
セルフエディティングがないかぎり、情報の海は何の役にも立たない
SIDE B
小寺信良×津田大介 対談
コピーは記憶への投資で、文化を守るための保険
ISBN:9784798114019
。出版社:翔泳社
。判型:A5
。ページ数:312ページ
。定価:2100円(本体)
。発行年月日:2007年08月
。発売日:2007年08月01日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UD。