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1級建築施工管理技士第二次検定記述対策&過去問題2022年版

著:小山和則
著:清水一都

紙版

内容紹介

1級建築施工管理技術検定第二次検定の実施日は、第一次検定の実施日から約4か月後、合格発表から約3か月ですが、実際は第一次検定の合格発表を確認してからでないと勉強する気になれない人が多いようです。つまり、ほとんどの受検生は、実質的な勉強準備期間が約3か月しかないということになります。
筆者は約20年間、1級建築施工管理技術検定合格のための直前対策講座にかかわってきて、第一次検定の合格発表を聞いてからでなと、第二次検定の対策に取り組む意欲が湧かない受検生が大半であることがわかりました。その実質約3か月の準備期間のほとんどは、経験記述対策に費やされます。経験記述以外の問題については、あまり時間をかける余裕がなく、第一次検定のときに勉強した内容を再確認する程度しかできないと思われます。
本書は、そのように短期集中で対策を行おうとする受検生のために「まとめたテキスト」であり、従来のテキストとは異なった特徴を有しています。「経験記述問題」での対策は、ここで確実に高得点を稼げるように、主として「品質管理」、「建設副産物対策」、「施工の合理化」の3テーマに対して、工種ごとに答案事例を用意しておくための内容となっています。
経験記述以外の問題については、受検対策としては過去問題の分析から最低限必要な用語やキーワードを覚えることに加えて、試験会場で問題用紙を目の前にして、解らないなりにもどのように考えて解答すべきかの考え方を解説しています。

目次

PART 1 試験概要と試験対策のポイント
受検ガイダンス
試験問題の構成
分野ごとの問題形式の特徴

PART 2 施工経験記述
施工経験記述の問題例
工事の選び方と過去問題の特徴
〔工事概要〕の書き方
実施内容等を記述する準備
テーマが「品質管理」の場合
テーマが「施工の合理化」の場合
テーマが「建設副産物対策」の場合

PART 3 学科記述解説
仮設・安全
躯体施工
仕上施工
施工管理
法規

PART 4 過去問題と解答
令和3年度の問題と解答
令和2年度の問題と解答
令和元年度の問題と解答
平成30年度の問題と解答
平成30年度(臨時)の問題と解答
平成29年度の問題と解答
平成28年度の問題と解答
平成27年度の問題と解答
平成26年度の問題と解答

著者略歴

著:小山和則
1954年千葉県生まれ。1977年早稲田大学理工学部建築学科卒業。清水建設(株)を経て、1989年建築設計事務所「スペース景」を設立。現在、1級建築士。長年、建築の1・2級施工管理技士試験受検対策セミナー講師を務める
著:清水一都
科(交通土木工学専攻)修了。清水建設(株)、(財)エンジニアリング振興協会を経て、2007年ITTO経営コンサルタントを設立。現在、1級建築士、1級土木施工管理技士、中小企業診断士、技術士(農業)。長年、土木・建築・管工事の1級・2級施工管理技士試験受検対策セミナー講師を務める。また、建設業を主体として中小企業の再生支援に携わり、事業DD、経営改善計画指導を多数行う

ISBN:9784798065441
出版社:秀和システム
判型:B5
ページ数:256ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2022年03月
発売日:2022年03月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TNKP