嫉妬を今すぐ行動力に変える科学的トレーニング
著:永井 竜之介
内容紹介
嫉妬は才能。簡単な「嫉妬ワークシート」で嫉妬を科学し、今日から強烈な力を手に入れよう。嫉妬で成功した意外なあの人達の事例も。
目次
第1章 嫉妬の正体を知る ~嫉妬を科学する~
◎嫉妬ワークシート①「今のあなたの嫉妬レベル・チェック」
1 この人もあの人も、じつは嫉妬することで成長した!
・「嫉妬できるところがすごい!」といわれる小栗旬
・「嫉妬を原動力にしている!」と公言する山里亮太
2 嫉妬のパラドックス ~嫉妬はよいもの?悪いもの?~
・昔は「嫉妬は悪いもの」が当たり前だった
・新しく発見された「よい嫉妬」
3 「嫉妬できる」は大事なスキル ~嫉妬は上を目指す原動力になる~
・更なる高みを目指しつづけるテニスの「BIG3」
・ライバルがいたから世界一に返り咲いたマイクロソフト
第2章 自分の嫉妬を分析する ~「よい嫉妬」と「邪悪な嫉妬」~
◎嫉妬ワークシート②「『よい嫉妬』を生む思考トレーニング」
1 よい嫉妬だけを促進させよう!
・研究で明らかになった2種類の嫉妬の存在
・2種類の嫉妬に共通する「比較」と「悔しさ」
2 加点思考を選択して、「よい嫉妬ルート」に乗る
・ついつい減点思考を選んでしまう私たち
・「もっと面白くする」加点思考
・加点思考で相手の長所を受け入れ、よい嫉妬を導く
3 よい嫉妬から生まれる成功
・ライバルに対するよい嫉妬:映画『ジョーカー』の成功
・若手とベテランの間のよい嫉妬:映画『ラ・ラ・ランド』の成功
・男性と女性が互いに抱くよい嫉妬:アリババの成功
第3章 嫉妬相手を戦略的に決める ~「誰に嫉妬できるか」で行動が変わる~
◎嫉妬ワークシート③「嫉妬のポジショニングマップ」
1 人は「豊かさ」と「賢さ」に嫉妬する
・嫉妬の中身を解き明かす2つの軸
・まず嫉妬すべき相手は「ライトリーダー」
2 上を目指すためのタブーと大切なこと
・タブーと決別することで飛躍した錦織圭
・ロジックのある「夢語り」の大切さ
3 嫉妬相手が、自分の行動を変える
・目標設定が、その後の行動を左右する
・トップを追いかけることで誕生したサントリー「伊右衛門」
・トップを狙い、世界最速の成長を遂げたラッキンコーヒー
第4章 嫉妬を行動力に変えるⅠ ~分解と心がけ~
◎嫉妬ワークシート④「なんで嫉妬するのだろう?」/分解する嫉妬ツリー
1 相手のすごさを「Why?」で分解する
・人もビジネスも、「成功に理由あり」
・分解ツリーの実践:「デビュー前後の山里」事例
2 行動する前に大切な心がけ:その1「失敗は『行動した証拠』として評価する」
・ロバート・デ・ニーロが大切にする「次へ!」
・未来のためにリスクを取った映画『スパイダーマン』
3 行動する前に大切な心がけ:その2「完璧主義は捨てる」
・完璧主義を捨ててカラを破った広瀬アリス
・成長するために完璧主義は捨てる本田圭佑
4 行動する前に大切な心がけ:その3「保険のある挑戦でいい」
・大泉洋の実践する「保険のある挑戦」①:ローカルスターと教員免許
・大泉洋の実践する「保険のある挑戦」②:ホームとアウェイ
第5章 嫉妬を行動力に変えるⅡ ~育成と行動鉄則~
◎嫉妬ワークシート⑤:「嫉妬を行動力に変える!」/育成する嫉妬ツリー
1 自分の新しい強みを「How?」で育成する
・「吸収と差別化」で新しい強みをつくる
・育成ツリーの実践:「ブレイク後の山里」事例
2 行動するときの鉄則:その1「マネから始めればいい」
・欧米のマネから始めて飛躍した「メイド・イン・ジャパン」
・過剰なオリジナル信仰への答えを示した米津玄師
3 行動するときの鉄則:その2「ライバルと仲良くなる」
・イノベーターDNAをつくるために大切な「観察と質問」
・ダルビッシュ有が指摘する「味方は近くに、敵はもっと近くに」の重要性
4 行動するときの鉄則:その3「小さな挑戦を積み重ねる」
・「30日間チャレンジ」で試しにやってみる小さな挑戦
・長い挑戦の歴史の先を進みつづける星野源
ISBN:9784798063973
。出版社:秀和システム
。判型:4-6
。ページ数:200ページ
。定価:1500円(本体)
。発行年月日:2021年05月
。発売日:2021年05月02日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSP。