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英語の新常識

著:杉田 敏

紙版

内容紹介

英語の常識は変わった!
元NHKラジオ「実践ビジネス英語」講師が、今まさに生まれつつある最新の英語を紹介する。
常に社会の動きに呼応した英語を教え続けてきたカリスマ講師が、その集大成として書き下ろした新書。
SNSで使われるネット用語、多様性社会、ポストコロナ時代に対応した新しい英語表現を解説、英語の辞書や教科書では追いつけない言葉・用法・文法の変化を学ぶ。

【目次より抜粋】
第1章 英語学習の心構え
最新技術をうまく利用する
語彙を増やそう
自分の英語力の「現在地」はどこか
「APスタイルブック」から最新の用法を知る
第2章 英語の新常識
タブー語の変遷
辞書に載った放送禁止用語
ジェスチャーにもタブーが
すべての「黒人」が「アフリカ系アメリカ人」ではない
制度的人種差別と批判的人種理論
先住民たちの総称
Latino, Latina, Latinx, Latin@
スポーツチームのネーム変更
Merry ChristmasからHappy Holidaysに
多様性の時代
political correctnessという考え方
ダイバーシティを表すDE&I/変わる「美の基準」
障害のある人は、「人」ファースト
ジェンダーを理解する
LGBTからLGBTQIA+に
Ms.からMx.へ
3人称単数のthey
第3章 消える言葉、生まれる言葉
ライフスタイルの変化による死語
パンデミックから生まれた言葉
インターネット用語の変化
ウイルスと津波
インターネット以前と以後
「やばい」言葉/「高齢者」を意味する婉曲語
第4章 語法にも文法にも大きな変化が
語尾変化のルールに変化をもたらしたvax
あいさつの言葉にも変化が
伝統的な文法のルールも柔軟な運用が
「レトロ」な紙製の本と電子書籍
コロナ禍の新しいエチケット covidiquette

【著者略歴】
杉田敏(すぎた さとし)
元NHKラジオ「実践ビジネス英語」講師、昭和女子大学客員教授。1944年、東京神田生まれ。1966年青山学院大学経済学部卒業後、「朝日イブニングニュース」の記者となる。1971年にオハイオ州立大学に留学、翌年修士号(ジャーナリズム)を取得。「シンシナティ・ポスト」経済記者から、1973年国際的PR会社バーソン・マーステラのニューヨーク本社に入社。日本ゼネラルエレクトリック取締役副社長、バーソン・マーステラ(ジャパン)社長、プラップジャパン代表取締役社長などを歴任した。2021年3月まで通算32年半、NHKラジオでビジネス英語の講師を務める。2020年度NHK放送文化賞受賞。著書に『成長したければ、自分より頭のいい人とつきあいなさい』(講談社)、『教養としての英語』(NHK出版)など多数。

ISBN:9784797680935
出版社:集英社インターナショナル
判型:新書
ページ数:192ページ
定価:800円(本体)
発行年月日:2022年02月
発売日:2022年02月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:CB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:CF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:CJ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 4:2ACB