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サイエンス・アイ新書

統計学に頼らないデータ分析「超」入門

ポイントは「データの見方」と「目的・仮説思考」にあり!

著:柏木 吉基

紙版

内容紹介

統計・データ分析の実務経験が豊富な著者が、統計を学ぶ時間がない忙しいサラリーマンの方に、データ分析の見方からやり方までを、わかりやすくアドバイス。この本を読めば、プレゼン資料に説得力のあるデータを組み込み、上司や同僚に感心してもらえること間違いなし!!

★こんな方にオススメ
・文系出身で統計の知識がまったくないサラリーマン・OLのの方
・忙しくて統計の勉強をする時間が取れないサラリーマン・OLのの方
・緊急でデータ分析入りのプレゼン資料を作成しなければならないサラリーマン・OLの方

目次

序章 大事なのは手法よりも「データの見方」
データ分析はなんのためにするの?
そもそもデータ分析をするってどういうこと?
一般実務でのデータ分析とデータサイエンスとの違い
データ分析と“統計”の違い

第1章 データを見る視点
どのデータを使うのか~データ選択の視点~
データは“切って”中を覗く~データ分解の視点~
データを分解するときの「軸」の考え方~データ分析の視点~
データのドリルダウン/ドリルアップで“見る位置”を変える~データ分解/集約の視点~
使いデータの範囲はどう決める?~データ範囲の視点~

第2章 1軸の視点でデータの特徴を把握
多くの人が認識していない「データの種類の数」
1種類のデータから得られるもの
指標に集約して全体を把握する
“点”を“面”に変えるデータのとらえ方とは
グラフや表で視覚化する
比較で相対評価を行う

第3章 2軸の視点でデータの関係性を分析
「意味ある」2つのデータを探す
2データの関係性を可視化する
2軸視点へのシフトで得られる絶大な価値とは
2軸で見るときの注意点
定性的情報の2軸マトリックス~クロス集計表~

第4章 データ分析を実務に活かすには
仕事でデータ分析を使うためのプロセスを知る
各ステップを前に進めるには仮説が必要
仮説の立て方を考えてみる
データ分析を実務に活かす「考え方」を磨く

第5章 さまざまなデータ活用事例
1軸(1種類データ)の視点
事例1:売上減少課題を把握する
事例2:有料顧客層をあぶりだせ
2軸(2軸データ)の視点
事例3:顧客満足アンケート結果の活用~因果関係の視点~
事例4:顧客行動の違いでグループ化せよ~データのグループ化~
事例5:自分を本当に客観視できているのか~“対”の関係の視点~
事例6:似た特性のものを探せ~“類似性”の関係~
事例7:ポテンシャルのあるものを探せ~“静”と“動”の関係~

著者略歴

著:柏木 吉基
データ&ストーリー代表。多摩大学大学院 ビジネススクール客員教授。横浜国立大学非常勤講師。実践的データ分析とロジカルシンキングを武器にした課題解決家。慶應義塾大学理工学部卒業後、日立製作所にて海外向けセールスエンジニア。2003年、米国にてMBAを取得後、日産自動車へ。海外マーケティング&セールス部門、組織開発部ビジネス改革マネージャなどを歴任。2014年10月独立。グローバル組織の中で、数多くの経営課題の解決、社内変革プロジェクトのパイロットを務める。豊富な実務経験と実績にもとづいた実践的研修・コンサルができる唯一の講師として高い定評がある。おもな著書に、『それ根拠あるの? と言わせないデータ』『統計分析ができる本』(日本実業出版社)、『Excelで学ぶ意思決定論』(オーム社)、『明日からつかえるシンプル統計学』『人は勘定より感情で決める』(技術評論社)などがある。HP:http://www.data-story.net

ISBN:9784797385496
出版社:SBクリエイティブ
判型:新書
ページ数:192ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2016年03月
発売日:2016年03月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ