法と社会研究 第5号
編:太田 勝造
編:佐藤 岩夫
他著:阿部 昌樹
内容紹介
◆法社会学の基礎理論と最先端 ― 第5号も、第一線の執筆陣により益々充実!◆
法と社会に関する優れた研究成果を掲載することを通じ、学問研究の更なる発展に寄与すべく創刊された「法社会学」研究誌第5号。個別のテーマや課題に関する優れた研究とともに、それらの研究の基礎にある理論や方法を自省的に対象化し、絶えず変容し拡大する様々な理論や方法を考察する。本号は、〔巻頭論文〕1本、〔特別論文〕2本、〔レヴュー論文〕2本の計5論文を掲載。
目次
『法と社会研究第5号』
太田勝造・佐藤岩夫 責任編集
〈目 次〉
◆巻頭論文◆
経験的法社会学の研究実践〔阿部昌樹〕
Ⅰ 恥知らずな折衷主義
Ⅱ 「経験的」であること
Ⅲ 研究対象の実在性
◆特別論文◆
社会運動としての同性婚訴訟〔秋葉丈志〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 社会運動としての憲法訴訟
Ⅲ 日本の同性婚訴訟と法の転換
Ⅳ まとめと今後の課題
広告の打消し表示において文字の大きさはどれほど重要か?―インターネットでのサーベイ実験による検証―
〔森大輔・髙橋脩一〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 表示規制と実証研究の概要
Ⅲ 調査の方法
Ⅳ 調査結果の記述統計
Ⅴ 調査結果の分析
Ⅵ おわりに
◆レヴュー論文◆
近時の中国における法社会学の動向―いわゆる「社科法学」を手がかりに―〔郭 薇〕
Ⅰ 本論の立場
Ⅱ 社科法学の内容
Ⅲ 社科法学をめぐる「論争」とその影響
Ⅳ 結び―「中国の法社会学」を超えて
民事訴訟の当事者に対するサーベイ調査―この20年の軌跡―〔飯田 高〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 民事訴訟利用者調査
Ⅲ 訴訟行動・利用調査
Ⅳ 若干の比較・考察
Ⅴ おわりに
ISBN:9784797237559
。出版社:信山社
。判型:菊判変
。ページ数:162ページ
。定価:3800円(本体)
。発行年月日:2020年03月
。発売日:2020年04月30日。