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絵本歌劇 エブリ博士の大発明 完結

著:清島利典
絵:きよはらえみこ

紙版

内容紹介

むかし、東京は浅草で
盛んに西洋歌劇や創作歌劇が
上演された時代がありました。
ひと呼んで「浅草オペラ」。
軒を連ねる劇場はどこもオペラファンで超満員。
耳あたらしい西洋音楽を奏でる舞台に熱狂しました。
そこではオペラのほかにミュージカルや
子ども向け歌劇も上演されていました。
それは「お伽歌劇」と呼ばれ、
大人の歌手や役者たちが子どもに扮して
歌ったり踊ったりしました。
この絵本歌劇と銘打った「エブリ博士の大発明」も
そんな浅草の舞台で
上演されていたかもしれないのです。
この絵本を脚本にして
大人と子どもが一緒に舞台を作ってみたら
さぞかし面白いと思います。

「前口上」より             

目次

登場人物
なんでも発明家のエブリ博士(コウモリ)
その助手ミミ(ウサギ)
スズメたち
ネコたち
イヌたち
ブタたち
ウシたち
サルたち

博士の発明品
歌が上手になる歯ブラシ
ダンスが上手になる長靴
料理が上手になるエプロン
計算が上手になる帽子
心が見えるメガネ
目に見えない手袋               

著者略歴

著:清島利典
演出家 1944年生まれ 文化学院卒
《映画》記録映画『闘ふ映画人の記録』『ⅠSAKU』(日本ドキュメントフィルム)
《著書》『日本ミュージカル事始め』(刊行社)『恋はやさしい野辺の花よ』(大月書店)
《舞台脚本》『ピグマリオン』『ミカド』『ボッカチオ』『軍艦ビナフォア』『ある晴れた日に』(東京歌劇座)ほか
絵:きよはらえみこ
1990年生まれ  武蔵野美術大学油絵学科卒
StuDioえ・ほ・んスクールで絵本制作を学ぶ
書籍・ webページのイラスト・挿絵等を制作
個展やグループ展での展示多数

ISBN:9784795402386
出版社:すずさわ書店
判型:A5
ページ数:56ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2022年10月
発売日:2022年11月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:XA