絵本歌劇 エブリ博士の大発明 完結
著:清島利典
絵:きよはらえみこ
紙版
![絵本歌劇 エブリ博士の大発明の商品画像](/img/books_icon/9784795402386.jpg)
内容紹介
むかし、東京は浅草で
盛んに西洋歌劇や創作歌劇が
上演された時代がありました。
ひと呼んで「浅草オペラ」。
軒を連ねる劇場はどこもオペラファンで超満員。
耳あたらしい西洋音楽を奏でる舞台に熱狂しました。
そこではオペラのほかにミュージカルや
子ども向け歌劇も上演されていました。
それは「お伽歌劇」と呼ばれ、
大人の歌手や役者たちが子どもに扮して
歌ったり踊ったりしました。
この絵本歌劇と銘打った「エブリ博士の大発明」も
そんな浅草の舞台で
上演されていたかもしれないのです。
この絵本を脚本にして
大人と子どもが一緒に舞台を作ってみたら
さぞかし面白いと思います。
「前口上」より
目次
登場人物
なんでも発明家のエブリ博士(コウモリ)
その助手ミミ(ウサギ)
スズメたち
ネコたち
イヌたち
ブタたち
ウシたち
サルたち
博士の発明品
歌が上手になる歯ブラシ
ダンスが上手になる長靴
料理が上手になるエプロン
計算が上手になる帽子
心が見えるメガネ
目に見えない手袋