生きのびるためのデザイン
著:ヴィクター・パパネック
訳:阿部 公正
紙版
内容紹介
デザインを、安易な消費者神話の上にあぐらをかいた専門家たちの手にまかせきってはならない。人びとが本当に必要としているものへの綜合的なアプローチによって、空きかんラジオから人力自動車まで、パパネックは、豊かな思考と実験に支えられたかつてない生態学的デザインを追求する。世界的反響を呼んだ「パパネック理論」の完訳本。デザイナーのみならず、すべての生活人必読の名著が待望の復刊。
デザインの仕事は「おしゃれ」や「かわいい」をつくるだけじゃないはず。
そう感じ取っている人はぜひこの本を読んでみて欲しい。
――山崎亮(コミュニティデザイナー)
目次
1. デザインとは何か?
2. 集団殺害
3. 高貴な俗物の神話
4.〈自分でやる〉式の殺人
5. 現代のクリネックス文化
6. いんちき薬売りとサリドマイド
7. わけのある反乱
8. 努力もしないでデザインに成功する法
9. 知識の木ー生体工学
10. 人目をひくようなはでな浪費ーデザインと環境
11. ネオン・ブラックボード
12. 生き残りのためのデザインとデザインによる生き残り
ISBN:9784794971852
。出版社:晶文社
。判型:A5
。ページ数:274ページ
。定価:3200円(本体)
。発行年月日:2020年07月
。発売日:2020年07月14日。